こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
訪問マッサージ・訪問鍼灸の集客が
順調に行くと、いずれ自分一人では
対応できなくなってきます。
その時に、施術をお願いする方を
採用していく必要が出てきます。
その際に、正社員・パートという雇用契約を結んで
雇う方法とは違って、業務委託契約として
施術スタッフを募集する選択肢もあります。
では、その時の
業務委託契約の内容は
どのようにしたら良いのか?
業務委託施術者の報酬の適正値
お願いしようと思っておりますが
報酬の何%位が平均的でしょうか?
因みに時給制のような形で
業務委託で雇っている
事業者さんもいらっしゃるのでしょうか?
業務委託契約でポイントとなる報酬は、
双方納得できる win-winの関係を
構築できると思われる割合を考えなくてはなりません。
施術するマッサージ師としては
出来るだけ多くの報酬を頂きたい。
一方、支払う側の経営者としては、
安定した経営を行うためにも
出来れば、低い報酬で働いて欲しい。
双方の思惑が交錯するのですね。
僕も全国各地の様々な治療院さんの
業務契約内容を見る機会がありますが、
おおよそ、業務委託費として
「50%程度 ~ 60%程度」
(1回あたりの支払額で2000円~2500円程度)
のところが大半を占めます。
業務分担は、
施術者は、患者さんの施術及び、報告書の作成がメイン、
オーナーさん(院長)は、新規営業、レセプト・入金業務
という役割分担になります。
あと、業務委託契約にすれば
雇用保険に加入する必要はないですが
パートの場合は週の労働時間が
20時間を超える場合は、加入が必要になってきます。
他には、退職(契約終了)する際の事前報告の約束や、
患者さんを持ち逃げしないなどの約束事は
しっかりされておくといいです。
いずれにせよ、業務委託契約の場合は、
施術者側と経営者側が
双方納得できる win-win の関係を
構築しないと長期にわたっての
関係は難しくなってきます。
お互い納得の上、
施術者は一生懸命施術する、
経営者は、ひとりでも多くの患者さんの
集客をしてくるという
自分が得意な事をやれると良いですね!