こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
法人を創業して13年が経過しましたが
その13年間の中で、
常に一定割合でいただくご相談が、
鍼灸(のみ)師の方、
または、鍼灸(のみ)師を
採用されているオーナーの方から
頂くこんな内容です。
要約すると、鍼灸(のみ)師の方は
このような不安を抱えているようです。
—– Original Message —–
* 鍼灸(のみ)の資格しかありませんが、
独立して、成功できますか?
* マッサー ジ師の資格が無いと
厳しいでしょうか?
* 鍼灸(のみ)師でやっていくか、
これからマッサージの資格を
取ってからにするか迷っています。
* 訪問鍼灸の需要は
本当にあるのでしょうか?
* マッサージの資格が無いので
相当不利だと思うのですが…
* 鍼灸(のみ)師ですが、
日本訪問マッサージ協会さんに
入会できますか?
—— End of Message ——
この質問に対する答えは、
「鍼灸(のみ)師でも
成功する人もいれば、
そうでない人もいる」
ということになってしまいます。
それで、
「鍼灸(のみ)師ですが、
日本訪問マッサージ協会さんに
入会できますか?」
という質問を時々頂きますが、
入会に関しては全く問題ありません
現在、当協会には約500名の
会員さんがいらっしゃるのですが、
マッサージ師と鍼灸(のみ)師の割合は、
「マッサージ師:鍼灸師 =
60% : 40%」
(※鍼灸マッサージ師の3療の方は、
マッサージ師としてカウント
という数値になります。
ざっくり、500人の中で200人が
鍼灸(のみ)師の方で占めています。
当協会の鍼灸(のみ)師さんに
話を聞くと、
「”日本訪問マッサージ協会の
鈴木鍼灸院”です!って
挨拶に行くと、自分は
鍼灸(のみ)師ですが、
マッサージ師も出来る人なんだって
勝手に勘違いしてくれます^^
なんていう風に
活用している方もいらっしゃいます。
もちろん、200名の
鍼灸(のみ)師の先生が
全員が全員、月商100万超
という訳ではありませんが、
実際に、鍼灸(のみ)師として、、、
・保険請求額が80万円近くになり、
友達に手伝ってもらってます
・開業初月に10名の患者を集客し、
治療院を軌道にのせる事に成
・開業3ヶ月後には月収50万を達成
・半日の訪問鍼灸で14名の
患者さんを、のんびり施術中
・毎月20名の患者さんの施術を継続中
… etc
という、実績を出している方も
多数いらっしゃいます。
また、マッサージ師の数は
視覚障害の方の職域を
守るという意味もあり、
市場で活動している方は少ないです。
また、あるマッサージの専門学校では
1人の卒業生に対して
300社がアプローチする
ということもあるようです。
そんな売り手市場ですから、
訪問治療院では、
鍼灸(のみ)師を
雇用や業務委託契約をして
事業展開していく院長さんや
オーナーさんも増えてきています。
ただ、やっぱり在宅医療の現場では
鍼灸に比べるとマッサージの方が
需要が高いのは事実です。
どうしても、「ハリは痛い」、
「灸はアツイ」という
先入観がありますからね…。
ただ、成功している訪問鍼灸師は
「鍼灸の技術」や「鍼灸の資格」を
ウリにはしていません。
何をウリにしているかというと、
その先生の人柄だったり、
キャラクターを前面に出しています。
高齢社会の中で、
「病院から在宅へ」という
社会の流れの中で、訪問鍼灸の仕事は、
500万円の大金を投資して取得した
鍼灸師という国家資格を
最大限に活かせる事ができて、
業界内で今もっとも、
現実的に稼ぎながら、思い切り
社会貢献が実現できる分野だと思います。
「鍼灸だけじゃ無理でしょ?」
「鍼灸だけじゃ厳しいでしょ?」
「鍼灸は需要が無いからな…」
と行動する前から諦めて
しまうのはとても勿体ないです。
小さな一歩を踏み出せるかどうか、
が成功者とそうでない人を分ける
ポイントになるのではないかと思います。