7秒間のハグ

こんにちは。
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

少し前にテレビで観たのですが、

“7秒間のハグで
 幸せホルモンが出る”

とか。

ハグによって、
お互いの心を安定させ、
落ち着きをもたらす効果が
あるそうです。

7秒というのがポイントのようで、
実際に数百名を対象に
実験を行なった結果、
7秒から8秒ハグをすることで
体温が伝わることが分かり、
子どもは短い時間の触れ合いからでも
愛情を感じ取ることができることが
分かっているそうです。

これは、大人でも
効果があるようなので、
最近家族とスキンシップ
とってないな~という方がいましたら、
やってみると
いいかもしれませんね^^

さて、今回
“7秒間”のハグとのことでしたが、
“7”という数字には、
プラスのイメージがありませんか?

「ラッキーセブン」とか
言いますよね。

この「ラッキーセブン」は、
野球の7回に
チャンスが生まれやすい
考えられているところから
来ていますね。

また、西洋では、
旧約聖書に
記されていることに基づいて
数字の7は聖なる数であると。

この7という数字について
考えていたら思い出したのですが、
以前、営業系の
セミナーに参加した際に、
「ザイオンス効果」という話を
聞き来ました。

この効果とは、
相手に好感を持たせるために役立つ
心理の法則なのですが、
このザイオンス効果を
マーケティングで活かす
といった内容の話しでした。

その話の中で、
「セブンヒッツ理論」という
のが出てきたんです。

この「セブンヒッツ理論」とは、
7回の接触によって
ユーザーの購買意欲が
高まるといった理論で、
ザイオンス効果を狙って
複数回接触をする場合には、
7回程度の範囲で行うと
効果的だそうです。

ザイオンス効果は、
時間をかけすぎると
効果が薄くなるという
特徴があるので、
活用するなら、短期間で
一気に接触回数を
重ねることが重要です。

訪問治療院の
ケアマネ営業に行かれる際、
どのくらいの期間で
どのくらいの接触を
されていますでしょうか?

ケアマネ営業で
ザイオンス効果を狙うのであれば、
「期間・回数」を
意識してみてください。

そして、
1点注意していただきたいのが、
ザイオンス効果は、
やり方を間違えると
逆に嫌われてしまう可能性も
あります。

それは、
・元から嫌いなもの
・アプローチの仕方が悪かった

などといった場合には、
回数を重ねるごとに
嫌気がさしてしまいます。

ザイオンス効果は、
「もともとプラスの状態や
 全くのゼロの状態から
 好感度を上げていくもの」
ということを
覚えておいていただければ、
と思います。

短期間で7回程度の接触、
ぜひ意識して
取り組んでみてください。