コーヒーショップでサボる施術スタッフ

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

過去にセミナーを
開催した際に、その中で、

施術スタッフ
 事務所からちょっと離れた
 ドトールコーヒーで
 サボっている姿を目撃して、
 めちゃくちゃショックだった・・・」

なんていう話題が出ました。

コーヒーショップでサボるというと、
世の中の営業マンを思い浮かべますが、
訪問鍼灸マッサージ師の施術者も
しっかりマネジメントしていないと
平気でサボってしまう
というリスクがあります。

治療院内に勤務する場合は、
常に院長の視線が光っていますので、
そう簡単にサボったりしませんが、
訪問鍼灸マッサージの場合は、
朝9時から夕方18時まで
外に出てしまうので、院長の
視線が注がれることがありません。

サボろうと思えば、
いくらでも
サボれてしまいます…^^;

そもそも、院長先生と
雇われの施術スタッフでは、
時間に対する概念が違います。

リスクをとって独立起業して、
日々懸命に
経営している院長としては、
1時間1分の重みを
常に感じることになります。

時間を無駄にすると
1円も入ってきませんからね。

時間は経過するけど、
収入は増えない
ということが、独立すると
普通に起こるのです。

僕もサラリーマン時代が
2年ほどありましたが、
サラリーマン時代がどれだけ
恵まれていたのかがわかります。

毎月自動で
口座にお金が入るのは
当たり前ではありません。

じゃあ、なんでサボってしまうのか。
これは”安心感”が
生む弊害だと思います。

会社勤めだと、毎月25日など、
決まった日に、決まった額が
自分の銀行口座に入ってきます。

頑張っても頑張らなくてもです。

そう考えてしまうと
頑張らなくても良いかな、
と思うのがフツーの感覚です。

そうならないためにも、
院長がやるべきことは、
まずは、入社前や入社直後に、

「毎月の給料が決まった日に
 入金されることは
 当たり前ではない」

ということを、スタッフ
認識させることが必要です。

正社員としてスタッフ
雇用するということは、
給料の約2倍のコストがかかるので、
自分の給料の
3倍程度の売上を上げないと
存在価値がないということを
教育しておく必要があります。

そして、もう一つが、
スタッフ
暇にさせないということです。

暇だから、ドトール
サボってしまうのです…。

まずは、施術スタッフには
出来るだけ多くの患者様の対応に
当たってもらう為に
新規の集患を安定させる必要があります。

また、施術時間以外も
報告書の作成などの
事務業務を効率的に
やってもらうように
しっかりと指示しなくてはいけません。

訪問鍼灸マッサージ院の場合、
院長の目が届かないので、
ほったらかしていると、

・公園
・喫茶店
・車内居眠り
・漫画喫茶
・自宅(昼寝)

などで、平気でサボります。

もし、サボっているスタッフ
目撃してしまった時には、
怒ったり、罰したり
したくなると思いますが、
そこはグッと抑えて、
どうすれば、サボらずに
成果が出る仕組みを
作れるかを考えるのが大切です。

大前提として、
勤務時間中に
サボるというのは悪い行為ですが、
スタッフがサボってしまう環境を
作ってしまっている院長の
責任ということもありますので、
施術者が働きやすい環境を
作る事が大事ですね。