こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
訪問マッサージ・鍼灸の
事業をしている方から
お金(融資など)の
相談をされることもありますが、
その際に
「今回は赤字で申告したので、
税金を払わなくて
済みました!(ラッキー)」
とおっしゃる方がいるのです。
でも、考えてみてください、
赤字で申告して
税金を払わないことは
ラッキーなこと
なのでしょうか?
訪問マッサージ・訪問鍼灸は
売り上げを上げる要素と
コストを下げる
要素の両方が入った
ビジネスなので
普通にやっていたら
利益が出るはずです。
それを、赤字で
決算するということは
その方は、営業をサボって
新規患者が全然いないか、
または、相当な
無駄遣いをしている
ことが予想されます。
しかし、不必要な支出を
してまで赤字にするぐらいなら、
初めから素直に
納税する方が長期的には
治療院の利益になるはずです。
なぜなら、赤字にするために
不要不急な出費をしても、
結局その分だけ、
あなたのお財布から
お金が出ていくことには
変わりないからです。
訪問マッサージ・鍼灸を
している先生で、
月商50万とか、
そこそこ売れてきたら
「欲しいもの」を
スグに買ってしまう方が
います。
将来的にもっと
大きな事業展開を
考えているなら
月商50万~100万程度の
ステージでは、
「欲しいもの」を
スグに買うことは
避けたほうがいいです。
外国産の新車とか
ロレックスの時計とか
そういうものは
このステージで
買うべきものではありません。
黒字決算を継続しているような
上手くいく治療院経営者は、
「欲しいもの」ではなく
「必要なもの」に
お金を払います。
この効果は絶大で
「必要なもの」にしか
お金を払わない
習慣を身につけられれば、
しっかりと資金が残り、
その資金をもとに
次のステージに行けます。
僕は、会社のお金も
個人のお金も使うときは常に、
「投資」と
「消費」と「浪費」の
3種類に分けて考えています。
1:買ったものが、
払った額以上の
価値がある=「投資」
(例)
訪問マッサージ・鍼灸で
雨の日の訪問件数を増やすために
屋根付きバイクを買う。
このバイクは「投資」です。
2:買ったものが、
払った額と
同じ価値がある=「消費」
(例)
お米とかお水などの
食料品や、水道光熱費など
生きていくために
最低限必要なものは
「消費」です。
3:買ったものが、払った額
以下の価値しかない=「浪費」
(例)
500万の新車とか100万の
腕時計など、
見栄を張ろうとして
自分の収入に見合っていない
ブランド品・高級品などは
「浪費」で
この3つを意識して、
出来るだけ
「投資」出来るものに
お金を使っていきます。
これを継続していくことで
自然と「黒字体質」に
なっていきます。
無駄な浪費を抑えて、
将来的に自分のビジネスを
大きくするには、
毎日毎日の小さな
積み重ねこそが
勝敗のカギです。
出費・支出に対する
意識を変える事ができれば、
あなたの治療院の未来は
確実に好転していくはずです。