こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
九州地方での地震を発端として、
南海トラフに関連する
ニュースが注目されています。
—- Original Message —–
8日午後4時43分ごろ
宮崎県で震度6弱を観測した地震を受けて
気象庁は南海トラフ地震臨時情報
「巨大地震注意」を発表した。
南海トラフ巨大地震は
静岡県沖の駿河湾─宮崎県日向灘沖の
プレート境界を震源域として
発生する大規模地震。
100~150年間隔で
発生する傾向にある。
直近は1946(昭和21)年に
発生した昭和南海地震で、
78年が経過した現在、
発生の可能性が高まっているとされる。
(Yahoo!ニュースより、、、)
—— End of Message ——
実は地震の当日、
僕も出張の関係で博多に居たので、
少し大きめの揺れを実際に感じました。
多くの人が集まる会場にいたのですが、
全員のスマホから鳴り響く、
緊急地震速報のあの音は
何とも言えない感情になります・・。
宮崎県など
当該の地区にお住いの方は、
怪我などなかったでしょうか?
この南海トラフの巨大地震というのは、
かなり昔から予見されてきたせいか、
正直、またか・・・と
辟易していたのですが、
こうした発表を
気象庁が行うのは初めてとのことで、
何だか、いよいよな感じを
受けなくもありません。
特に南海トラフに
近接する自治体においては、
今後1週間を特に注意して
過ごして下さいとのことですが、
SNSなどでは、
・8/11が南海トラフの本番
・8/14に南海トラフ地震が
起こります(予言者より)
などのコメントで騒がしいので、
お盆に旅行の計画を
既に立てている方からすると、
少し行くのを躊躇してしまいますよね・・・。
実際、僕の周りでもどうしようか?
なんて話を聞きますが、
「臨時情報(巨大地震注意)」が
発表されたことを受け、
観光地では宿泊予約の
キャンセルが相次いでおり、
帰省などで人の移動が
増えるお盆休みを前に、
各地に影響が広がっているようですね。
ただ、人間にできることなんて
たかが知れていますし、
個人的には、あまり気にせず、
最低限の備えだけはしておいて、
自然体で居た方が
精神衛生的にも良いと思っています。
せっかくの旅行で、
来るか分からないものに、
ビクビクおびえて過ごすのも
何だかなと思いますし^^;
ところで、備えるということを
受けてですが、
皆さんはしっかり施術事故に対する
備えはしていますか?
過去にある学術論文の中で、
鍼灸施術のインシデント発生率は、
0.90%という
数字を見たことが有りますが、
これを元に考えると、
約100件の施術をすれば、
重大事故に繋がりかねない、
ちょっとした事件が
1件発生するということです。
重大事故の裏に300件の
インシデントがあるとも
言われているの
そこを踏まえると、
実際の施術事故の発生率は
約0.003%とも
訪問現場では10年に1回レベルの
出来事になるわけですが・・・
その1回は地震と同じで、
いつやってくるかなんて
誰にもわかりません。
明日かもしれないですし、
明後日かもしれない、
はたまた、10年経って
何も起きないかもしれません^^;
当然、気を付けながら
施術を行っているでしょうから、
私は絶対大丈夫!と
仰る方もいるかもしれません。
ただ、絶対大丈夫と思っている人こそ、
気を付けなくてはいけないというのは、
よく聞く話ではないでしょうか。
出来る事と言えば、
事故を起こさない工夫をしながら、
万一に備えて構えるぐらいなものです。
施術に対する備えと言えば、
賠償責任保険が主になりますが、
何処にも加入していないのであれば、
患者さんの為にも、
自分の為にも
加入されることをお勧めいたします。
保険料(月額800円程度)の
払い損では無く、
何も無くて良かった!
と思えるようになりましょう!