こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
あなたは、
「世界3大言い訳」
というものをご存知ですか?
先日、45歳を前に会社から早期退職の
プレッシャーをかけられて、
いずれ、独立起業したいとお考えの
オーナーさんから
このようなメールを頂きましたので
シェア致します。
—– Original Message —–
藤井様
いつもメルマガを拝見しています。
私は大学卒業以来、約20年にわたって
家電メーカーに勤務してまいりました。
ただ、本社の経営の立て直しを図るためという理由で
早期退職を促されております。
まさか40代で会社を辞めることなど
考えていませんでしたが、
このまま会社にしがみつくのみイヤなので
インターネットや雑誌などで色々調べたところ
訪問マッサージでの独立開業を見つけ、
現在検討している段階でございます。
しかし、平日は早朝から夜9時頃までは
勤務のため、時間を確保するのが難しいです。
また、それほど高い給料ではない中で、
妻と子供を養っているので、
恥ずかしながら貯金はほとんどありません。
更に、訪問マッサージで独立する場合
私は資格を持っていないので、
専門の施術者を雇用していく必要があります。
会社内でも部下のマネジメントには
苦労していたので、
畑違いの治療院の業界で
人を上手く使って行けるか不安もございます。
このような状況下ですが、
私も祖父が田舎で介護を要する状況でして、
このような社会的に意義のある事業を
やってみたいと考えています。
会社の早期退職のタイミングと
田舎の祖父の介護のタイミングが重なったこともあり、
この仕事に導かれているのかという想いもあります。
45歳を前に新たな挑戦が出来るのか
不安な部分が大きいのですが、
何かアドバイスを頂ければ幸いです。
—— End of Message ——
世の中の流れなのでしょうか、
40代前後で独立起業をする方からの
相談を頂くことが増えてきました。
まったく畑違いの業界ですから
不安な部分が大きいのは分かります。
今回いただいたご不安を大別すると、
・時間がない
・お金がない
・自信がない
の3つに分類されます。
この3つですが、
俗にいうところの
「世界三大言い訳」
に該当します。
この3つは、誰もが言いたくなる言いわけです
でも、いかにこの3つを
言わないで、解決策を見つけるのが
起業家であり経営者です。
この3つの言い訳を乗り越えるには
どうすればいいでしょうか?
1つずつ見ていきましょう!
1:時間が無い
「時間があればやるんだけど・・・」
良く聞く言葉ですよね。
でも、ちょ、ちょっと待って下さいよ!
時間があればって・・・。
と思わずツッコミたくなりますね。
人はみんな1日24時間平等にあるはずですよね。
あなたも
孫正義も
大谷翔平も
久保建英も
サラリーマンも
OLさんも
おばあちゃんも
小学生も
みんな1日24時間という時間は平等です。
あなただけ1日18時間しか
ないというわけではありません。
もしあなたが今「時間がない」という
現状を変えたいのであれば、
自分が何にどれだけ時間を
使っているのか把握する必要があります。
紙に書き出すのが一番です。
書き出していくと、これは削れそうだな
というポイントが必ず出てきます。
仮に、平日は
7時に起床
8時に出勤
9時に午前勤務
13時に昼休み
15時に午後勤務
19時に勤務終了
20時に帰宅
21時に夕食
22時にお風呂
23時にテレビ、ビール
24時に就寝
という時間配分で
生活していたとします。
この中で、
睡眠とテレビとビールは
簡単に削れますよね。
そこを削るだけで、
↓↓↓
平日
5時に起床
6時にポスティング
8時に出勤
9時に午前勤務
13時に昼休み
15時に午後勤務
19時に勤務終了
20時に帰宅、夕食
21時に施術者採用面接
22時にポスティング
23時にホームページの作成
24時に就寝
と、独立開業に向けた
自分の時間を確保することは可能です。
土日は空いていないか?
夜は空いていないか
早朝は空いていないか?
など、時間の使い方を
見直すだけで劇的に
変化しますので、今一度
見つめ直してみてください。
2:お金が無い
「お金がないので止めておきます・・・」
これもよくある言い訳ですよね。
・ハワイに行きたい・・・。けど、お金が無い・・・
・ヴィトンを買いたい・・。けど、お金が無い・・・
・独立開業したい・・・・。けど、お金が無い・・・
独立起業するにあたってお金がない・・・
これは誰もがそうですよね。
お金が無い中で、なんとかするのが
起業家の仕事です。
仮に、手持ちの現金がなくても
・国や自治体からの「助成金」を申請する
・地元の銀行からの融資を受ける
・親に土下座して借りる
など、いくらでもお金を手に入れる
選択肢はあるはずです。
ですが、、、。そもそも、
資金がほとんどかからないでも開業できるのが
訪問マッサージ、訪問鍼灸の大きな魅力です。
開業資金も他の事業に比べたら遥かに低額ですし、
サラリーマンの安定収入を得ながら
訪問マッサージも始めることもできるのです。
こんなにリスクなく始めることが出来て、
安定的に収益を上げる可能性がある
ビジネスは他には無いのでないでしょうか。
なので、
訪問マッサージ、訪問鍼灸に限っては
「お金が無い」という言い訳は認めません^^
3:自信が無い
『まだ自分でやるのは自信がないんで・・・』
これも良く聞きますよね。
誰だって最初はやったことは
ないので自信がないのは当然だと思います。
僕も現場で施術者として動いていた時は、
・脊髄小脳変性症
・多系統委縮症
・多発性硬化症
・全身性エリテマトーデス
・後縦靱帯骨化症
など、初めて聞くような疾患の
患者さんから依頼が入ったときは
相当ビビりました…(汗)
当然のごとく、
自信なんて持てるわけがありません。
しかし、現場での小さな成功体験をいくつか
繰り返していくうちに次第に
自信が持てる様になります。
また、独立する前は
会社や治療院に雇われていたので、
人を雇った経験もありませんでした。
最初の施術スタッフさんや、
最初の事務のパートさんを
雇うときは、本当にやっていけるのか
不安しかありませんでした。
僕もそうでしたし
誰だって、独立開業の初日から
・営業もバッチリできる
・施術も完璧にこなす
・コミュニケーションもお任せ
・スタッフのマネジメントも出来る
といった自信満々は有りえません。
でも、最初の一歩を踏み出すことで
道が拓けてきます。
自信なんてなくてもいいのです、
やっていくうちに自信はつくようになります。
ウデなしの鍼灸マッサージ師でも、そうして
冷や汗と恥をかきながら突き進んでいけば、
必ず道は拓けていくはずです。
悩むだけ悩んで、
問題が解決すれば良いですが、
そんなことはあり得ません。
ボクシングで無敗で5階級制覇を成し遂げた
「フロイド・メイウェザー」選手が
「お前が休んでいる時、俺は練習している。
お前が寝ている時、俺は練習している。
お前が練習している時、もちろん俺は練習している。」
という言葉を残しています。
仮にあなた自身が
1.時間が無い、どうしよう・・・
2.お金が無い、どうしよう・・・
3.自信が無い、どうしよう、、、
と悩みに悩んでいたとしても
同じ時代、同じエリア、同じ時間に
ライバル院の代表は、
1.忙しい中で、何とか時間を捻出する工夫をして
2.1円でも多くのお金を生み出す努力をして、
3.自信がなくても、我武者羅に前に進む
ということをやっているわけです。
もし、言い訳することで何かが解決するならば
一日中、言い訳を言っていてください。
でも、言い訳をしたところで、
あなたの現状は、何も変わらないですよね。
むしろ、悪くなる一方だと思います。
だったら、1mmでも前に進む様に
考え方を変えていきましょう!
「世界三大言い訳」を
言いそうになったときには
ぜひ思い出してください。
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