From:藤井 宏和
東京駅八重洲口のカフェより、、、
こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
地獄から天国までの距離って
いったいどれくらいあるのか?
想像すらしたことがなかったのですが、
面白い視点から、地獄から天国までの
移動時間を導き出したという
小学生の研究結果が話題になっていますね。
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「地獄ー極楽」移動時間は12・7年 岡山の小5が計算、芥川小説基に
理数教育研究所(大阪市、理事長・岡本和夫東京大名誉教授)が
全国の小中高生から募った「算数・数学の自由研究作品コンクール」で、
岡山大付属小5年末光由季さん(11)が2018年度の審査委員特別賞(4人)を岡山県内で唯一受賞した。
芥川龍之介の名著「蜘蛛(くも)の糸」を題材に地獄と極楽の世界の間を
人が何時間で移動できるかを計算し、最優秀、優秀賞に次ぐ栄誉を手にした。
同コンクールは、日常生活や社会で感じた疑問を算数・数学を用いて探究し、
レポートの内容を競う。 13年度に始まり、今年は国内外から1万6485点の応募があった。
末光さんは昨夏に読んだ「蜘蛛の糸」に登場する泥棒の男が何万里もある地獄から
極楽の世界の間をクモの糸を伝って登ったことに着目し、
必要な時間を計算。1万里(約4万キロ)と仮定し、
近所の公園の登り棒で人が登る速さを計測。
12・7年かかることを導き
「実際は登り棒より細く登りにくいので、さらに時間がかかる」とまとめた。
作中で約千人が登っても切れなかったクモの糸の強度も割り出した。
研究のオリジナリティーが評価された末光さんは
「少しでも読む人が分かりやすいようにまとめた。
算数が好きで来年はさらに良い賞を目指したい」と話している。
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小学生で芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を読んで、
こんな発想ができるっていうのが素晴らしいですよね。
天国と地獄の距離を出したり、
公園の登り棒を上がるスピードを計測して、
天国と地獄との間の移動時間を導き出す
頭の柔らかさに驚きました。
大人たちは、頭が固くなっているので
そもそも、そんな発想が出てきませんし、
物語の世界と現実の世界(公園の登り棒)を
リンクさせるという着眼点は、
なかなか出てくるものではないですね。
さて、距離と言えば
僕たちの仕事で関係してくるのが
往療距離です。
1月からスタートした受領委任制度においての
レセプト業務では、新たに
”往療費内訳書”という書類を添付しなくてはなりません。
訪問鍼灸マッサージの往療費については、
治療院と患者さん宅(Aさん)までの
直線距離を計測して、その距離に
該当した料金を請求することが基本です。
ただし、
・治療院→患者さん宅(Aさん)の距離と
・前家の患者さん宅(Bさん)→患者さん宅(Aさん)
の距離を比較して
近い方の距離に該当する金額を
請求しなくてはなりません。
その為に必要なのが
往療費内訳書です。
イメージとしては
こんな感じの書類になります。
(高知県後期高齢者の例)
http://www.kochi-kouiki.or.jp/download/?t=LD&id=123&fid=1614
そして、
受領委任制度を導入する保険者については、
厚労省が定めた「専用様式」を使う必要が
あります。
※様式の変更は認められていません。
受領委任の制度の下では、
下記の様式を使用することになります。
https://www.houmon-massage.jp/file/juryouinin/ouryou-utiwake.pdf
上記イメージ(高知県後期高齢者の例)とは異なります。
距離や金額を記載する必要はありませんが、
施術者・往療の起点・施術場所等の記入が求められます。
また、同一日・同一建物の患者様の施術を
行なった場合には、それが分かるような印
(往療料を算定しない人は「○」、
往療料を算定する人は「◎」)
を付けるルールができました!
また、書類の下の部分には往療が必要であることを
記載するスペースができています。
そのため、今まで摘要欄に往療が必要である旨の
コメントをいれていましたが、その手間は
省かれるようです^^
受領委任制度がスタートした保険者さんへの
レセプト提出の際には
往療内訳書の添付が必須になってきますので
忘れないようにしてくださいね。
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