こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
新年度(4月以降)に
代わるタイミングで、
保険証が変わる患者さんも
いらっしゃいます。
それで、本日は、
「初めての保険者には
確認の電話を!」ということで
お伝えしたいことがあります。
当協会に依頼してくる方の多くは
インターネットを見て
問い合わを頂きます。
当然、その中には、
インターネットで検索して
自分で依頼してくる方も
いるのですが、
そういう人たちは、
30代や40代と比較的若く、
どこかの企業に勤務している方も
いらっしゃいます。
その場合の保険証は、
・共済組合(主に公務員など)
・健保組合(主に大企業など)
・協会けんぽ(主に中小企業など)
であるケースが多いです。
訪問マッサージ・鍼灸の
保険請求の申請については、
後期高齢者と国保であれば
それほどトラブルはないのですが、
・共済組合(主に公務員など)
・健保組合(主に大企業など)
・協会けんぽ(主に中小企業など)
については、「不払い」や
「返戻」などの
トラブルが発生するケースが
比較的多いです。
傷病名も問題ない、
同意書の内容も問題ない、
歩行困難も問題ない、
と自分の中で思って、
施術を開始しても、
場合によっては保険者からお金が
支払われないという
ケースがあります。
しかも、保険金(7、9割分)入金が
6か月後など遅い場合は、
6か月間ただ働きになってしまう
危険性もあります。
そのリスクを避けるためにも、
初めて取り扱う保険者で、
・共済組合(主に公務員など)
・健保組合(主に大企業など)
・協会けんぽ(主に中小企業など)
の場合は、必ず治療開始前に
電話で保険者に確認してください。
確認する内容としては、
・特定の書式はあるか?
・車いすで通院しているが
往療費は加算して大丈夫か?
・施術回数に制限はあるか?
・鍼灸とマッサージの併用は大丈夫か?
・同意書の添付は6か月
(1か月)毎に必要か?
・スムーズに請求が通った場合は、
入金は何か月後か?
などを事前に確認したうえで、
施術を開始することをお勧めします。
それと、電話対応した担当者の名前は
必ず聞いておいてください。
また、後期高齢者と国保などの
普段取扱いが多い保険者の場合も
ちょっと気になる事があったら
施術をスタートする前に
必ず事前確認することを
心がけてください。
当協会も今まで様々な保険者様との
対応をさせていただきましたが、
全部の保険者さんとの対応を
したわけではありません。
なので、当協会に
問い合わせを頂いたとしても、
「個別の案件については
保険者さんに確認するのが確実です」
という回答をさせて
頂くこともあります。
これは、厚労省に確認しても
「個別の案件については
保険者さんに確認してください」
という回答を頂くことになります。
とにかく、私たちが避けたいのは、
「3か月(6か月)、
頑張って施術したのに
その対価(お金)が入ってこない
(不支給)」
ことです。
こちらの確認ミスで
勝手に施術をスタートしてしまい
不支給になってしまった場合は、
施術者も患者さんも
不幸になりますので、
そうならない為にも、個別案件で
少しでも気になるところがあったら
事前確認することは徹底しましょう。
不支給にならないことを事前に
確認したうえで安心できる状態で
施術を開始してくださいね。