こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
あなたは、街の交差点で、
訪問マッサージの往診車を見かけたり、
ネット検索で同じ市町村に
訪問マッサージ院の存在が
分かった時など、
いわゆる同業他社の
ライバル院がいると、
どう思いますか?
僕は東京北区を
中心に活動していますが、
患者さん宅の近くのコンビニで
会員の先生と一緒に
オニギリを買って食べたり、
環七通りという大きな幹線道路の
交差点の信号前で知人の先生と
会う事なんかもありました。
でも、もしかしたら
近くにライバル院が増えてきたら
患者さんが減る可能性もあるので
心配になるという考えを
お持ちの方もいるかも知れません。
あなたの治療院の売り上げを
加速させるための発想法として、
”同業他社”をどう捉えるかは、
一つのポイントになります。
あなたは、ライバル院や同業他社を、
どのように捉えていますか?
「血で血を争う憎き敵」
でしょうか?それとも
「市場を拡大していく仲間」
でしょうか?
多くの方は、前者、つまり
ライバルを戦う相手と定義します。
だから、ライバルに
何としても勝とうとする。
でも、僕の場合は、どちらかというと
後者の思考です。
むしろ、同じエリアの
同業の先生と
お互いに相互紹介できる関係を
どう築くか。
それができれば、あなたの治療院も
加速すると思いませんか?
しかも、
“市場(マーケット)は
想像以上に大きい”
ので、「市場を拡大していく仲間」を
増やしていく方が得策です。
実際、高齢者向けの市場は
客観的データから見ても
想像以上に大きなものになります。
日本の高齢化率(65歳以上)は
25%を超えて、世界でも
類をみないほどの
超高齢社会となっており、
今現在もさらに加速を続けています。
2025年までには、
後期高齢者が5年ごとに
約200~300万人ずつ
増加するという計算です。
このような客観的データ以外でも
訪問マッサージ・訪問鍼灸の
出店に関しても最低限のリサーチで
ライバル院の調査をするはずです。
リサーチしたうえで、
既存の訪問マッサージ院が
ある近くで開業するのですから、当然、
その地域に高齢者の在宅サービスの
ニーズがあるであろうと
予測して治療院を開設する訳です。
そもそも、その地域にニーズが無くて
全然儲からないのであれば
わざわざ治療院を
構えることはしませんよね。
その地域で開業しても
十分に採算がとれる程度の
マーケットキャパシティ(市場規模)が
あるというのを、院長や責任者が
きちんと調査し、判断しているから
店舗を開設しているという風に
みることができます。
そうであれば、
ライバルが増えたとしても
極端に心配する必要は
ありません。
むしろ同業者として、
協力や助け合える部分のほうが
圧倒的に多いのが現実です。
敵意を持たずライバル院と仲良くなり
共に成長していける関係を築けることが
両店舗の経営に関しても、
地域の高齢者の方にとっても
良いことが多いはずです。
(参考動画)
■ 開業予定場所に
ライバルがいると安心