1人の選手が両手を地面に・・・

こんにちは
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

突然ですが、このお話を知っていますか?

 

—– Original Message —–

その時、観衆は奇妙な風景を
目のあたりしました。

なんと一人選手が、
両手地面ついたのです。

陸上の短距離走おいて、
今は当たり前と思われている
クラウチングスタートは、
1回オリンピック競技大会
(1896年 アテネ)で
ある一人選手が登場させました。

その選手の名は、トーマス・バーク
(1875~1929年 54歳没)

彼は、その革新的なスタート方法よって
当時12.0秒というタイムで
金メダルを獲得しました。

ただし彼は、オリンピックの場でいきなり
クラウチングスタートを
したわけではなく、
ここ至るまでは情報収集や
研究多くの時間を費やし、
試行錯誤を繰り返してきた、挑戦の日々が
あったはずです。

その挑戦の積み重ねの結果が、
金メダルの獲得という成果
つながったことで、
世の中新しい価値として受け入れられ、
広く普及していったのでしょう。

—— End of Message ——

以前に、新幹線で
大阪向かう途中
(熱海駅近く通過中)の入り口に
貼ってあった大日本印刷株式会社(DNP)の
ポスター書いてあったものです。

このポスターは、DNPも
この選手と同じよう
社員一人ひとりがそれぞれの
分野で挑戦を積み重ね、
新しい価値を生み出すことを目指し
「未来のあたりまえ」をつくるため、
日々挑戦を続ける企業姿勢を、
このポスターで表現してるとのことです。

さて、鍼灸マッサージ業界おいても
ほんの10年ほど前の時代では、

「鍼灸マッサージ師で
 開業しても食えない・・・」

「手職をつけても
 食えないから意味ない・・・」

「鍼灸マッサージは
 趣味でやるもの・・・」

といった風潮が当たり前でした。

ぼくも2005年
小さな治療院を開業した当初は、
月商4万円程度の運営を
続けていましたので、
「鍼灸マッサージ師は食えない」
思っていました。

月商4万円(そのうち半分は
親せきや友)しか
稼げなかったので
偉そうなことは言えません。

ただ、店舗を構えて
患者さんを待つスタイルから
店舗から出ていき、
地域で困っている高齢者の方
施術をする訪問型のスタイルでの
独立開業であれば、
鍼灸マッサージ師として
食えないということはないと、
ハッキリと断言することが出来ます。

今では、訪問鍼灸マッサージ院の
経営方法なども普及してきて、

1.開業資金がほとんど
  ゼロでも始められる!
(自宅あるパソコンと携帯電話と
 自転車さえあれば始められます。)

2.治療院を持たなくても
  始められる!
(出張開業届を保健所提出すれば、
 その日から始められます。)

3.特別な技術がなくても始められる!
(特殊なテクニックや高度な
 治療テクニックがない、
 新卒でも始められる。)

4.リピート施術が前提だから
  安定経営が見込める
(週2回施術のペースで
 約2年ほど継続する)

というのは、当たり前のこととして
認知されつつあります。

なので、鍼灸マッサージ師が
訪問型スタイルで開業して
月商100万円というのは
当然という風潮がありますが、
まだ、実際やったことがない
とっては、「恐い!」と感じられる
部分もあることでしょう。

普通のサラリーマン思考の方であれば、
「恐い!」と感じたら、
やらないを選択します、

しかし、今までは「恐い」と感じたことは
やらないを選択していた方も、
これからは、
「ちょっと恐いことをやってみる」
という選択したならば、
治療家生は100%変わっていきます。

間は、自分がよく分からない
というもの触れた時、
「恐い!」という
感情が湧き上がってきます。

しかし、恐いという感情は
自分がよく分からない
未知の道だというだけであって、
その恐いの先ある道が必ずしも
間違っているということでは
決してありません。

むしろ、全く逆です。
その道こそが、
古い鍼灸マッサージ師としての
価値観から決別して、
新しい治療家生を創っていける
唯一の道なります。

今の日本おいて、食っていけないとか、
生活できないということは
まずありません。

も関わらず、もし「恐い!」と
感じられたならば、
それは、単自分がその先の道が
どうなっているかを知らないだけです。

だから、

恐いことをやってみる

そうすれば、
不安や恐怖を引き受けた代わり
喜びと感動のある
なっていきます。