こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
訪問マッサージ、訪問鍼灸の事業は
利益率が高く、消費税の
支払いも無いので
手取りのお金も残りやすいです。
なので、月商100万円の場合は、
ほぼ月収100万円に
近くなることもあります。
年間にすると
手取で1000万という方も
いらっしゃいます。
それはそれで、素晴らしいことなのですが、
中には勘違い?しちゃう方もいます。
開業して1年も立たないうちに
年収1000万レベルを達成すると
「俺って天才なんじゃないか!?」
と思ってしまいます。
雇われ時代は、毎月25日に
通帳に印字されるのは
20万にも満たない金額だったのが、
独立起業して1年もたたないうちに
今まで見た事もなかった金額が
日々、印字されている預金通帳を見ると
興奮してハイになることもあるでしょう。
そういった高揚感を
感じるのも良いですが、
ちょっと心配なのが、
今までは家賃6万のアパートに
住んでいたのに
いきなり家賃40万の
高層マンションに引っ越したり、
今までは、軽自動車で往診していたのに、
いきなりポルシェを買ったり、
今まで、雨の日の往診も
カッパを羽織って自転車で
移動していたのに、
雨に濡れたくないからと、
タクシーを使ったり…
と、急に派手な生活を
してしまうケースです。
周囲からは、
「ちょっとやり過ぎなんじゃない?」
「いきなり生活レベル上げすぎだろ」
という忠告もされるのですが、
そんなの無視して
お構いなし状況になります。
僕は2005年に独立起業しましたが、
その当時に、上記の様な
派手な生活をして数年で
見事に消えていく社長や院長を
沢山見てきました。
なので、今ちょっと経営が
上手く行っているのは
たまたまラッキーなだけだから
と常に思い、
『生活レベルを無駄に上げない』
というのを
肝に銘じて過ごしてきました。
ただ、訪問鍼灸マッサージで
独立起業して上手く行ってしまうと
・必要以上に高い家賃の
マンションに住んだり、
・徒歩で移動できる距離なのに
タクシーを乱用したり、
・仕事をせずに飲み会や遊びや
旅行のほうが多くなったり、
というふうになってしまう人が
一定数いらっしゃいます。
そうなってしまうと、
そこから更に
ビジネスを成長させようと
思わなくなってしまい
事業は停滞してしまいます。
逆に、
「起きて半畳、寝て一畳、
天下取っても二合半」
というコトワザのように、
人間が必要な広さは、
起きている時が半畳で、
寝ても一畳あれば十分、
たくさん食べようと思ってもせいぜい
2合半もご飯を食べれば
お腹がいっぱいになる、
ということを認識して
徹底している人は、更なる成長を遂げます。
訪問鍼灸マッサージが軌道に乗ると、
安定して毎年1000万程度の
収入を得ることは可能ですが、
そこで、スキを見せたら
一瞬でやられてしまいます。
『無駄に生活レベルを上げない』
これを意識するだけで、
まだまだ成長することが出来ます。