こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
当協会にご相談いただき、
・患者数ゼロ→43名で
月商133万の鍼灸(のみ)師
・患者数ゼロ→31名で
月商102万の元雇われ施術師
・患者数ゼロ→30名で勤務時代の
3倍の収入を得ている鍼灸師
など、オーナーとして大成功!
という方が多くいらっしゃいます!
ですが、患者数が急激に増えて、
収入も一気に上がって、
スケジュールもパンパン状態。
もちろん、
カネ無し、コネ無し、
ウデ無し、人脈無しの
ゼロの状態から、
月収100万円の状態を目指して
頑張ってきたのですが、
ここで、1つの疑問符を
抱くことになります。
当日、認定講師として
サポートしていただいた
繁盛治療院を
経営されている先生方も
同じく、
1つの疑問符を抱いていました。
それは、何かというと、、、
「いつまで長時間労働を
続けなければいけないのか?」
という疑問符です。
僕自身の話を振り返って見ますと、
独立開業当初は、今考えても
スゴク働き者だったと思います。
・早朝7時半から
夕方18時まで13人の訪問治療
・夕方18時から
21時まで3人の自費治療
・施術が終わってから
夜中の3時までマニュアルの執筆
・ケアマネ営業で
ニュースレターを手渡し
・治療院のHPを改良して、
PPC広告の設定
・挨拶した人にハガキを出し、
メールを出す
・毎月のニュースレターと
報告書の作成
で、マニュアルの販売後は、
深夜まで購入者のフォロー、
更に、セミナー活動や
毎月毎月対談CDの収録、
そして、サクセスグループと
言うコミュニティ(200名)の運営。
結婚後は、妻のフォロー、
そして、子供が出来てからは
子育てにも積極的に関わった。
これを、ほぼ1人でやってきました。
正直、よく体力が持ったと思います。
29歳で独立して、30代前半の
体力のなせる技なのかと思います。
それで40代…。
厄年を迎える様な年齢になってみて、
もう一度、
同じことが出来るかと言うと、
もちろん、とてもじゃないけど
出来ないでしょう。
(正直、大変な事も沢山あったし、
内緒にしてたけど、
この期間に2回程、
意識を失って
ぶっ倒れたことがあります。。。
なので、今になって、
するべきでもないことです)
で、今はどうなっているかというと、、、
今は、現場で施術するのは
昔からずっと継続している
大事な患者さん2名だけ。
あとは、
自分の大好きな仕組みつくりや
大きなビジョン作りや、
アイディア出しのため、
人とお会いしたり、
勉強会やセミナーに参加したりと
いう生活をしています。
そんな、大好きなことや
得意なことをする時間が
大部分が占めるようになってきました。
今でも、自分の治療院は
月商80万~100万程度で
推移していますが、
患者さんの施術については
信頼できる先生にお任せしています。
また、日本訪問マッサージ協会は
毎月100件程度の新規のご相談があり、
累計2000人を超える患者さんとの
対応についても、僕は一切関与せず、
アルバイトの
女性スタッフにお任せしています。
だから、僕自身は
このようなブログを書くこと、
そして、セミナーや
講座で話すなどの仕事はあっても、
事務的な事や細かいことに
時間を割くことはありません。
全て、優秀なスタッフやチームに
お任せしているからです。
1年の内に
博多、仙台、大阪、
名古屋、東京と飛び回り、
また、来期は講座参加メンバーと
家族旅行、社員旅行を兼ねて
どこに行こうかの
計画を練ったりしています。
このように
僕がどこに行っていようと、
治療院運営は
僕が不在のまま回り続ける。
売上・収益も順調に増えている。
独立起業して連続で
増収・増益を続けています。
そんな、状況だから
毎日が楽しいし、
「藤井先生は、いま幸せですか?」
と聞かれたら、
「今が最高にハッピー!」
と全力で
答えることが出来るでしょう。
一方で、あなたはどうでしょう?
訪問マッサージ・訪問鍼灸は、
毎月毎月、安定収入が確保できて
ビジネス的にも社会的にも
とれも素晴らしい仕事であることは
間違いありません。
ただ、唯一の弱点は、
労働集約型ビジネスであり、
院長1人だけがどれだけ頑張っても
収入の上限が決まってしまい、
自分が倒れたら売上がゼロに
なってしまうという恐怖と
常に背中合わせの状況なわけです。
かといって、施術者を
何十名も正規雇用でやとって、
高い給料にプラスして、
ゲロ吐きそうな社会保険料の
負担に怯える生活は
まっぴらゴメンだ。
でも、、、、、、
自分一人の治療院だと、
毎日毎日、
ルーティーンワークを
こなしていくしかありません。
毎日忙しく働いていたとすると、
それをいつまで続けられるか?
この”負のループ”から抜け出し、
そろそろ着地点を真剣に
考えなくてはなりませんね。
訪問マッサージ・訪問鍼灸の
個人開業と言うスタイルは、
鍼灸マッサージ師にとって
最高のビジネスモデルだと思います。
ただ、唯一の弱点が
労働集約型ビジネスであること。
で、この労働集約型ビジネスは、
”はっきり意志を持って”
脱却しない限り、
そこから抜けることは
絶対に出来ません。
毎日、毎日、毎日、
営業・施術・移動・事務処理の
繰り返しを続けていく中で、
自然と労働集約型から
抜けれるということは
100%有り得ないのです。
僕の場合は、
はっきりとした意志を持って、
計画的にそこから脱却しました。
それは2009年の1月、
冬のある寒い朝に遡ります。
あれから、
しばらく時間が掛かったものの、
「自分が居なくても治療院が回り、
収益が上がり続けるオーナー院長」
を目指して、取り組んできたことが
ようやくカタチになってきました。
訪問マッサージ・訪問鍼灸は、
典型的な労働集約型ビジネス。
20分の施術と30分の移動を繰り返し、
時間の切り売り的なビジネスであり、
どんなに頑張っても売上の
上限が決まってしまいます。
それを脱却する為に、
治療院業界のオーナー院長は
スタッフを正社員雇用して、
新たに分院展開してと、
拡大路線に舵を獲り、
ある程度の仕組化が出来たら
現場を抜けるという
スタイルが一般的です。