こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
僕はカフェで
仕事をする機会が多いのですが、
月初の時期になると、
前月度の
残業時間の自慢大会のような
会話が聞こえてきます…^^;
「毎日、朝7時から
夜23時まで働いている」
「今月は残業が
80時間を超えた」
「土日出勤しているが
タイムカードは打てない」
・・・etc
かなり、ブラックな企業にお勤めの方の
会話だったかもしれませんが、
労働時間について
自慢げに話をしている人は
世の中にかなりたくさんいます。
以前、国会での答弁で
麻生太郎さんが、
「人間が生きていくうえで
大事なことは、
朝、希望を持って目覚め、
昼は懸命に働き、
夜は感謝と共に眠る。
この気持ちだと思います。」
と、言ったことがありましたが、
昼間(勤務労働時間)に
目一杯働くことは
素晴らしいことだと思います
ただその反面労働時間に
フォーカスして働くのは、
非常に危険な考え方であるともいえます。
労働時間に
意識を払いすぎるとそれ以上に
重要な労働の質や労働密度に
焦点が合わなくなってくるからです。
本来であれば、労働の成果物は
「成果物=労働の質×労働の密度×労働時間」
という掛け算で
表すことが出来ます。
「量か質か?」の論議では、
ある一定の質を獲得するには、
量を増やしていくしかない、
と言われますが、
労働の質や労働の密度を意識して
働かないと意味がありません。
なぜなら、どんなに頑張っても
1日は24時間以上に
増やすことできませんが、
仕事の質と密度は工夫次第で
いくらでも
高めていくことができるのですから。
なので、まずは、
今やっていることがどのくらいの
付加価値を
生み出しているものなのかを
考える。(仕事の質)
次に、
その価値を高めていくために
密度濃く働く。(仕事の密度)
さらに、
労働の総量を膨らませる。(仕事の時間)
残業時間を自慢するのではなく、
いかに成果に直結するような
働き方が出来るかを意識して
いきたいですね^^