こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
先日、20代の
鍼灸師の方から
独立開業に関する
個別相談を
受けていたのですが、
その会話の中で
「奨学金の返済がキツい・・・」
と言っていました。
確かに奨学金の返済が
大変というのは
昨今よく聞く話なので、
実際のところ、
そうなのでしょう。
朝早くから23時頃まで
整骨院で働いていて、
その中から
奨学金も返していくのは
「大変だな・・・」
と共感すら覚えたのですが、
彼との個別相談の
最後のセリフで
考え方が変わりました。
僕が、
「今週末は何をされるんですか?」と
聞いたら
彼は満面の笑みで、
「今週末は、
彼女とドライブに行って
思いきり遊んできます!!」
と楽しそうに
去って行ったのです…。
いやいや、
待て待て・・・と(笑)。
「奨学金の返済が大変なら
あなたは土日に
ドライブ行って遊ぶのではなく、
収入を上げるための
努力をした方が良いのでは?
そもそもクルマを持っているの?
それを売って奨学金の
返済に回せば良いのでは?」
と思ってしまったのです。
そりゃ朝早くから夜遅くまで
働いたり、
スキルアップの勉強するよりも
ドライブして彼女と
遊ぶ方が楽しいでしょう。
でも、そうやって
過ごしてきた積み重ねの結果が、
“今”は奨学金が
返せないくらいの
収入しか
稼げていないわけです。
「若いときに流さなかった汗は、
年老いて涙に変わる」
名将、野村克也さんが
残された言葉として有名ですが、
例えば、
・ダイエットをしたいと
思っている方は
「食べたい」と思っても、
食べてはいけない。
・仕事で「ラクしたい」と
思っても、
「ラクをしてはいけない」。
このような心構えが無いと
10年後、20年後と
時間が経つにつれて
涙の量が多くなってしまいます。
日本訪問マッサージ協会の
講座に参加者の中で
やはり大きく成果を出す方は、
年老いての涙は
流したくないという精神で、
・本業と子育てを抱えながら、
睡眠時間を削って
営業活動や事務作業に取り組む。
・月利50万が出るまでは
土日祝日関係なく
仕事を継続し続ける。
・遊びたい盛りの
20代にも関わらず、
半年間、彼女と会わずに
仕事に没頭する。
と、汗を流しているのです。
こんな事を言うと、
質より量を重視する
時代遅れの根性主義者なのか?
という声も
聞こえてきそうですが、
それは違います。
結局は独立起業の
スタート段階では
“量”をこなさないと、
“質”が高まらないのです。
10年も20年も30年も
ずっと長時間労働を
しろとは言いません。
やるときはガーッと、
“量”重視で
ひたすら頑張るときが
必要だと思っています。
訪問鍼灸マッサージなんて
1度仕組みができれば、
ある程度、自動化できるので
その時に遊べば
良いと思っています。
「若いときに流さなかった
汗は、年老いて涙に変わる」
・年老いて住宅ローンも払えない
・年老いて子供の教育費も払えない
・年老いて結婚式の
ご祝儀も用意できない
と涙を流さないようにするために
今、奨学金の返済に困るほどに
稼げていないのなら
まずはひたすら行動する価値観で
頑張ってほしいと思っています。