こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
訪問マッサージ・訪問鍼灸で
独立開業を目指している
人の中には
本当にギリギリの
生活をしている人がいます。
訪問マッサージ・訪問鍼灸の
開業資金は数万円から
出来ますが、
それさえも
準備するのが難しいという
鍼灸マッサージ師さんも
いらっしゃいます。
僕は、そんなギリギリすれすれの
鍼灸マッサージ師が、
訪問マッサージ・訪問鍼灸で
成功していく姿を見ていくのが
何よりの大好物です(^^)/
ただ、これからもずーっと
ギリギリすれすれの生活を
続けていくの
は厳しいと思います。
これが、20代の独身男子の
鍼灸マッサージ師であれば
いいのですが、
30代~40代の鍼灸マッサージ師で
入ってきた収入は
全部使ってしまい、
貯金がゼロという生活は、
かなり危ういです。
先日、岡山県で
訪問鍼灸を考えているという
U先生と言う方から
相談のメールを頂きました。
U先生は、34歳独身。
鍼灸(のみ)師。
整骨院に勤務しており、
給料は手取りで22万円程。
貯金額はゼロの状況ではあるが、
訪問鍼灸で打開策を
見出したいという相談でした。
僕が、
「なぜ、そんなギリギリ
な生活をしているのですか?
貯金などはしないのですか?」
と聞いてみたら、
「小さいころから、
お金があったら
使ってしまう性格でした。
ボーナスなどの臨時収入あったら、
ラッキーと思って使います。
あと、少し借金も
あるんですよね・・・。
ですから、お金ない時は、
カードで一括払いして
なんとかしています。
自分でもギリギリの
生活しているのは
分かっているのですが、
明日、交通事故で
死ぬかもしれないし、
大地震が来て
死ぬかもしれないし、
そう考えると貯金する
意味が分からないんです。
自分が70歳になったら
年金もあるだろうし、
そこまで不安になっても
しょうがないと思って。
しっかり働いて、
その分を使う。
ちょこちょこ貯蓄して、
頑張って節約して、
イライラ過ごすより、
働いて、その分だけ
使う方が良いな!と
思ってました」
ということです。
こういう、不安を
一切抱えないという
性格には憧れますが、
僕には、
ちょっと怖くてできません。
訪問鍼灸の
独立開業については、
本当に10万程度あれば出来ますが、
独立開業後に、
広告費を増やしたり
往診用バイクを
購入したりすることを
考えれば、
やはり100万程度の
資金があった方が有利です。
手取り22万の
鍼灸マッサージ師が
100万を貯めるには
どうしたらいいのか?
お金に関する生活習慣を
変えるのは勿論ですが、
100万円を貯蓄をする
システムを構築する
必要があります。
よく、生活費の中で、
余ったら貯金しようと
いう人が居ますが、
そういう人は
貯金できません。
なぜなら、
貯蓄をするシステムが
構築できていないからです。
貯蓄をするシステムとは
何かというと…。
天引きで貯金をする
システムの事です。
各銀行さんには、
「自動つみたて定期預金」
のようなサービスが
あると思います。
僕は、子供が
生まれたのを契機に
三菱東京UFJ銀行の
「自動つみたて定期貯金」の
サービスを使っています。
このサービスを使うことで、
非常にシステマティックに
貯金できるように
なりました。
簡単に言うと、
毎月月末最終日に
給料が振り込まれる
預金口座から
自動つみたて
定期預金口座に
自分が設定した金額が
自動的に振り替えられます。
このサービスについては、
金額は毎月1万円から、
自由に設定できます。
ボーナスなどの時には、
一時的に金額を
増やすこともできますし、
減らすこともできます。
なので、給料日の翌日などに
振替日を設定しておけば、
毎月強制的?に
積み立てられていく
仕組みが出来ます。
では、どのくらいの金額を
自動つみたて
定期預金口座に
回せば良いのかというと、
「手取りの20%程度」
を目安にしておくと
無理なく続けることが
出来ます。
手取りが20万であれば、
毎月4万円程度、
手取りが30万であれば、
毎月6万円程度、
というのが
一つの目安になります。
重要なのは、
金額で決めるのではなく
割合で決めることです。
手取りの収入が
変わればそれに応じて
貯金の額も
変更してください。
これは、貯金だけに
言えることではありません。
生活の中の支出についても
割合で
決めることが大事です。
支出に関しては、仮に
手取り30万円であれば
貯蓄 :20%(6.0万円)
家賃 :30%(9.0万円)
水道・光熱費: 5%(1.5万円)
交通・通信費:10%(3.0万円)
食費など :15%(4.5万円)
娯楽費 :10%(3.0万円)
交際費 : 5%(1.5万円)
雑費 : 5%(1.5万円)
あたりが
バランスの取れた数字です。
お金が貯まる人の
絶対条件は計画性が
あるかどうかです。
この計画性と
システムを使っていけば、
手取り30万の
鍼灸マッサージ師でも
1年半後には100万円の
貯金をすることも可能です。
そして、
この100万円があれば、
これを見せ金として、
日本政策金融公庫から
数百万円の融資を引くことも
可能になりますので、
もっと大きな事業を
展開することも可能です。
何をするにも、
最低限の現金は必要です。
是非、将来の夢に
向かって必要な金額を
着実に
積み上げていきましょう!