こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
https://www.instagram.com/houm
令和6年3月18日に
第31回社会保障審議会
医療保険部会
あん摩マッサージ指圧、
はり・きゅう療養費
検討専門委員会が
開催されました。
(※資料URLはブログ
下部に掲載しています)
メルマガ読者さんからも
お問い合わせが多かった
”料金包括化”
については6月の改定では
見送りになるようです。
また、介護施設で複数人連続で
施術をしているケースでは、
1名、2名、3~9名、10名以上で
料金が変わってくるようです。
多くの方が気にしているのが、
”6月以降、料金が
上がるのか?下がるのか?”
という点だと思いますが、
今回から物価高騰等への対応も
考慮するとのことですので、
今までよりも
若干上がるのではないかと
期待しています。
以下、3/18の議題と内容を
コンパクトにまとめたものを
記載いたします↓
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1.往療料の距離加算廃止
前回の議論後「賛成」
令和6年は一律2,300円が濃厚
2.離島や中山間地等の
地域に係る加算の創設
特別地域の対象地域
加算の金額について検討
地域:訪問看護療養費における
「特別地域訪問看護加算」の対象エ
エリア確認のためにレセプトに
郵便番号を記載する案が上がってい
金額:現行の4km超の往療料を
ベースに250円を上限として設
3.往療料の見直しと
訪問施術料(仮)の創設
往療は医科の「往診」と
同様な位置づけを予定
現行の往療は医科の「訪問診療」や
「訪問看護」の位置づけを予定
訪問施術料(仮)の区分
訪問先1名
訪問先2名
訪問先3~9名
訪問先10名以上
4.料金包括化の推進
議論を重ねているが
課題や懸念点が存在する状況
令和6年の改定で支給申請書で
施術部位の明確化をはかり、
課題や懸念を可能な限り
解消できるような
対応を検討。
5.同一日・同一建物への施術
現行、同一日・同一建物の
施術の場合、1人分の
往療料のみが算定
上述3の「訪問施術料(仮)」の
創設により、訪問先の施術人数によって、
訪問施術料(仮)の料金が
設定される予定。
(いずれは、往療内訳表がなくなるかも…)
6.その他の見直し(今回は議論のみ)
不正対策:療養費の審査体制
(将来的に請求の電子化、
審査のシス
指導監督:施術管理者の登録の更新制
今迄1~6の議題のみ
議論されてきたが、
3/18(第31回)において、
昨今の物価高騰に関し以下の
議題が追加されていたのは
興味深い
7.物価高騰等への対応(料金改定関連)
温罨法や電療料については
電気光線器具等を使用した
施術という性格上、
「物価高騰による光熱費等」の
値上がりを考慮する。
また、医療DX
(デジタルトランスフォーメーション)の
推進といった観点から、
施術料等の引き上げを検討。
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(参考資料)
https://www.mhlw.go.jp/content
(医療DX 厚労省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/iry
また、進捗あり次第
情報共有させて頂きます!