新人でもベテランのような安心感を与える

こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

今年も無事にマッサージ・鍼灸の
国家試験が行われました。

既に卒業式を迎えて、
春休みを満喫されている学生さんも
多いのではないでしょうか?

受験された、
3年生の学生さんは
国家試験お疲れ様でした!

免許を貰ってからが
本当のスタートです。
是非、頑張って下さい。

受験生の方はもちろん、
これから開業を考えている先生は、
技術面に関しては
不安でいっぱいの事と思います。

私も開業当初は、1件でも多く
新規の患者さんが欲しかったので
治療院の電話が鳴る事を
心待ちにする一方、
心のどこかで、
「どうか、難しい患者さんで
 ありませんように」
念じがら、
受話器を取っていたものです。

今にってみれば、
笑える話ですが、
本当にそういう気持ちでした。

しかし、どんベテラン先生も
誰もが新人の鍼灸マッサージ師でした。
新人時代をどうやったら上手く
乗り切れるかが重要です。

私の場合も、ホームページには
「難病の患者さんも扱います」
どと書いてはいるけど、
学生時代やアルバイト時代には、
難病の患者さんんてほとんど
触ったこともいのですから
毎日ビクビクでした・・・

しかし、そん時に限って、

「母が、シェ―グレン症候群んですけど、
 リハビリやマッサージで、
 どうにかりますか?」

「主人が、筋萎縮性側索硬化症んですけど、
 鍼灸は効果ありますか?」

どといった、臨床医学各論の
授業で聞いた事あるよう
無い様、難病を抱えたよう
難しい依頼が来たりします。

もう、僕の心の中は、
「シェ―グレン症候群???
 なんじゃ、そりゃ聞いた事い・・・
「筋萎縮性側索硬化症???
 聞いた事あるけど、
 サッパリ分からん・・・」
と、アタフタアタフタです。

このように、難しい傷病名の方からの
依頼が来るたびに、
心は思いっ切り動揺しますが、
大切のは、
電話では堂々と対応することです。

難しそう依頼が来た場合でも
一旦、最後まで話を聞いた上で、

「これから、他の患者さんの
 治療がありますので、
 こちらから
 折り返しお電話いたします。」

と堂々とした口調で言い切って、
電話をいったん切ります。

そこから、
先輩の鍼灸マッサージ師に
電話をかけて聞きまくったりします。

それで解決できい場合は、
インターネットを使い、

「シェ―グレン症候群 鍼灸」とか
「筋萎縮性側索硬化症 リハビリ」という

キーワードでgoogle検索して、
調べまくります。

そうすると、
他の治療院での治療実績や
鍼灸論文等のページが見つかりますので、
その疾患について書いてあるページを
懸命に調べて、依頼主に
説明出来るようる位暗記します。

このように、少しだけ時間の
クッションをいれて対応すれば、
新人の鍼灸マッサージ師でも
とか、経験あるベテランぽっく
振る舞うことは可能です。

新人の鍼灸マッサージ師の場合は、
自分の経験は
語れません(無いのですから)が
自分以外の所にある経験を
語ることは出来ます。

訪問マッサージの患者さんの場合、
医師が最先端の
知識と技術を持ってしても
思うように改善しかった
患者さんが
廻ってくるケースが多いです。

また、鍼灸マッサージ師が
取り扱う疾患の幅は
あまりにも広いため、
結局、何年たっても
すべての疾患に
精通することど不可能と
言ってもいいでしょう。

ですから、大切のは
良い意味での開き直りです。

新人の鍼灸マッサージ師んですから、
ビクビクせずにたち向かいましょう。

新人時代は、勢いとハッタリが重要です。

ウデし、知識しの
鍼灸マッサージ師でも
そうして冷や汗と
恥をかきがら突き進んでいけば、
必ず道は開けていくはずです。

自分に経験が無いうちは
他の所にある経験を使う。

新人の方は是非、覚えておいてください。