こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
以前に、100歳で亡くなった
義祖父の通夜と
葬儀に参列してきました。
男性で100歳を
超えるということはいくら
長寿の時代といっても
容易なことではありません。
以前、ぼくは義祖父に
「長生きの秘訣は?」という質問を
したことがありました。
その質問に対する答えとして、
2つのことを教えてくれました。
1:周りの人に気遣いしすぎない。
多くの人は
「他人に望まれるように」
生きていますが、
そうではなく、
「自分らしく生きればいい」と
言っていました。
2:冷たいものを飲まない。
真夏でも、冷たい麦茶や
ウーロン茶は飲まずに、
さ湯(ぬるま湯)を
ゆっくり飲んで、
胃腸に負担を
掛けないことが大切であると。
この2点は簡単そうだけど、
なかなか難しいですよね。
僕などは、周囲に
気を使いまくりますし、
冷たいサイダーやアイスや
かき氷が大好きなので・・・。
さて、今回の葬儀は、
親族だけで集まって行われましたが、
終始涙が
溢れ出てくるような悲壮感はなく、
言葉が適切かどうかわかりませんが、
「明るい雰囲気のお葬式」でした。
「おじいちゃん100歳まで
よく生きたね~。お疲れ様!!」
という雰囲気が会場を包んでいました。
人が亡くなることは「別れ」であり、
本来悲しいものであるはずですが、
悲しさの中に含まれている
「無念さ」とか
「悲惨さ」が全くないから
明るくなるのかもしれませんね。
もっとも、
亡くなった義祖父に
聞いてみることが出来るならば
「もっと長生きしたかった」
と言うかもしれませんが、
周りの親戚や孫たちは
「長寿」を賞賛する気持ちで
いっぱいだからこそ、
「明るい雰囲気のお葬式」が
出来たんではないかと思います。
■死ぬ時に後悔する事トップ5
こんな、データがあるのを
ご存知でしょうか?
死ぬ時に
後悔する事トップ5については、
全世界でほぼ共通しているようです。
このデータを取ったのは、
オーストラリアの
看護師のWareさん。
彼女は人生最後の時を
過ごす患者たちの緩和ケアに
数年携わり、死を間近に控えた人々に、
「これまでの人生においての後悔は?」という
質問をし、
その後悔の中で多かったもの
トップ5は以下のようになるそうです。
========
1. 「自分自身に忠実に生きれば良かった」
「他人に望まれるように」ではなく、
「自分らしく生きれば良かっ
Ware さんによると、
これがもっとも多いそうです。
人生の終わりに、達成できなかった夢が
たくさんあったことに
患者たちは気づくのだ
ああしておけばよかった、
という気持ちを抱えたまま
世を去らなけ
人は強く無念を感じるようです。
2. 「あんなに一生懸命
働かなくても良かった」
男性の多くがこの後悔を
するとのこと。
仕事に時間を費やしすぎず
もっと家族と一緒に
過ごせば良かった、
と感じるのだそうです。
3. 「もっと自分の気持ちを
表す勇気を持てば良かった」
世間でうまくやっていくために
感情を殺していた結果、
可もなく不可もない存在で
終わってしまった、という
無念が最後に
4. 「友人関係を続けていれば良かった」
人生最後の数週間に、
人は友人の本当のありがたさに
気がつくのだ
そして、連絡が途絶えてしまった
かつての友達に想いを馳せるのだ
もっと友達との関係を
大切にしておくべきだった、という
後悔を覚
5. 「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」
「幸福は自分で選ぶもの」だと
気づいていない人がとても多い、と
Ware さんは指摘します。
旧習やパターンに絡めとられた人生を
「快適」と思ってしまったこと。
変化を無意識に恐れ「選択」を
避けていた人生に気づき、
悔いを抱えたまま
世を去っていく人が多
========
多くの人は、
ここに挙げたようなことに
後悔しながら
亡くなっていくそうです。
■「悔いのない人生を送る」には?
悔いのない人生を送るということは、
もちろん、
・大きな家に住むとか
・毎月海外旅行に行くとか
・軽井沢に別荘を持つとか
・六本木にオフィスを構えるとか
・フェラーリに乗る
といった、己の欲を
満たすことも重要ですし、
上記の5つ後悔を避けるためにも、
「自分がやりたいと
思ったことをやっておく」
ということはとても重要です。
しかし、それと同時に、
鍼灸マッサージ師として、
治療院経営者として、
「自分の能力で社会に貢献する」
ということが更に
重要なポイントだと思います。
この両立が出来るか否かが、
「あぁ、後悔のない
いい人生だったなぁ。」と
納得しながら、この世を去っていく
キーポイントだと思います。
そのために残り10年、20年、
30年なにをすればよいのか。
逆算して、今日、
3か月後、1年後になにをすべきか。
そんなことを、
じっくり考えるのも大切だなぁと、
再度実感しました。