こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
この前、銀行にて
お金を下ろしたら
新しいデザインのお札を手に入れて
テンションが上がりました(笑)
令和6年7月3日より
新しいデザインの新札が
発行されております。
訪問マッサージの場合、
患者さんの1割負担分を
現金で頂くケースもあります。
患者さんの中で、
事前に知らなかった方は
新札を手にした時に
「な、何じゃこりゃ!?
そして、誰だ!?これは!?」
と、驚いたかもしれませんね…。
月末月初の時期は、
1割負担(3割負担)の現金の
やり取りの機会が増えますが、
その際に、患者さんや
ご家族さんとの雑談としても使える
新札デザインに起用された
日本の代表者3名を
ご紹介させていただきます!
是非、施術中や
営業時の世間話として
お話してみてくださいね♪
1.千円札…
北里柴三郎(1853年-1931年)
まず、千円札のデザインに選ばれたのは
日本の細菌学者であり、医学者である
北里柴三郎です。
彼は、破傷風菌の純培養に成功し、
破傷風の病原体を世界で初めて発見した
人物として、世界でも有名な方です。
また、大正時代から昭和20年代まで
国民病と言われていた結核に対して
治療と予防に関する研究に尽力し、
日本の結核対策の
基礎を築いたことでも知られています。
彼が築き上げた北里研究所では
ワクチンや感染症検査が行われ、
日本の医療業界の
最先端で活躍をしたとして
功績を讃えられています。
2.5千円札…
津田梅子(1864年-1929年)
5千円札には、
女性の日本教育者で
女性教育の先駆者としても有名な
津田梅子が起用されています。
わずか6歳で岩倉使節団として
アメリカに留学し、
学びを深めた彼女は
帰国後に日本の女性教育に関して
革命を起こしたというエピソードでも
有名です。
特に、1900年に
津田塾大学の設立を行った内容は
ご存知の方も多いでしょう。
津田塾大学は、現在でも
女性が専門的知識を身につけ、
社会で活躍するための
教育を提供することを目指しており、
津田梅子の教育理念が
今の尚引き継がれています。
当時の女性教育に対して声を上げ、
行動を起こし、
現在に至るまでの
教育基盤を作成した
彼女の功績は
非常に素晴らしいものであると感じます。
3.1万円札…
渋沢栄一(1840年-1931年)
映えある1万円札には
「日本の資本主義の父」と
名高い、渋沢栄一が
起用されました。
彼は、生涯で約500社の
企業の設立や
運営に関わった実業家で
今世まで続く会社経営基盤を
作成した実力者です。
社会貢献にも積極的に活動し、
特に教育関係に関しても尽力し、
書籍を残したことでも有名です。
彼の著作である
【青淵百話】という作品の中で彼は、
「一人だけ富んでそれで国は富まぬ」と
知恵のある者だけが
利益を上げたところで、
国家は強くならないと断言しております。
日本全体を豊かにするために
多数の会社の中で成長し、
活躍をし続けた視野の広さが
見受けられますね。
以上、新札に起用された人物の
簡単な紹介をさせていただきました。
ぱっと新しい札を見た時に
この情報が頭に入っていれば
「ああ、〇〇をした人ね!」
と、会話のタネにもなるはずです!
是非、活用してみてください!