こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
これから訪問鍼灸マッサージ院を
開業する際に
ご自身とは
全く縁もゆかりもない場所で
開業するケースもあります。
当然、ご家族やご近所との
付き合いがあまりないため、
身近なところからの
集客が難しいのが実情です。
そのため、自分のことを
知らない地域の
方々に知ってもらうための
集客活動が必須となります。
集客の基本的な流れは、
【近い関係から遠い関係へ】
と広げていくことです。
まずは近い関係者に声をかけて
商品を提供し、満足してもらう。
その後、自分のことを知らない
遠い関係の方に自分の商品や
サービスを提供する、というのが
基本的なアプローチです。
僕の場合は、自分の祖母から
訪問マッサージをスタートし、
その後、身近な人脈で
7名の集客ができて、
月に約20万円の売上を
確保することができました。
しかし、この身近な
ネットワークでの
集客は
7名で終わってしまいました。
まだスケジュールは
スカスカなので、
8人目以降をどうやって
集客するかが課題でした。
とはいえ、開業したエリアにおいて
その当時、私の名前である、
「藤井宏和」を知っている人は
ほとんどいないのが現実でした。
そのため、地域の人に
自分の存在を知ってもらい、
自分が提供しているサービスを
理解してもらうための
活動が必要で
自分との関係性が
遠い方に向けた
営業活動を行って行く
必要があります。
このように、
自分のことを知っている人が
いない中での新規集客には
不安があります。
その不安から、
看板やブランド力に
頼る方もいますが、
訪問マッサージや
訪問鍼灸の集客においては、
基本的に看板力や
ブランド力は通じません。
実際に、訪問鍼灸マッサージ業界で
看板やブランドっぽいことを
掲げたとしても、
集客効果が期待できないケースが
ほとんどです。
例えば、マクドナルドや
セブンイレブンのように、
日本国民全員が
知っているブランドは別です。
これらの企業は、
良い場所に立地し、
テレビCMで新商品を
宣伝することで
集客を手助けしてくれます。
だから、多少高い
加盟金やロイヤリティを
払ったとしても
加盟を検討する方も多いです。
一方で、
訪問マッサージや訪問鍼灸は、
現時点では多くの人が
知らないサービスです。
日本国民の中で、
訪問マッサージや
訪問鍼灸を知っている人は
ごくわずかです。
そのため、誰も知らない
サービスを提供している
誰も知らない会社名や
治療院名を名乗っても、
「あんた誰?」という反応が
返ってくるのが普通です。
例えば、
もし訪問マッサージが
広く知られるようになってきて、
マクドナルドや
セブンイレブンのような
ブランドが付く企業が
現れれば話は別ですが、
現段階では
誰も知らないサービスを
提供している状況なわけです。
訪問マッサージのような
公共性や社会性がある事業の場合
当協会や鍼灸師会、
マッサージ師会のような
組織に所属し、
活動していることを
アピールすることが重要です。
協会に所属することで、
地域の方々に
安心感を提供できます。
これからの集客活動においては、
看板(ブランド)は
使えないことをしっかりと認識し、
看板(ブランド)に頼るのではなく
自分自身の存在で新たな
アプローチを考えていくことが
求められま
(参考動画)
訪問マッサージの営業で
自分の事を知らない人を
集客する際の勘違い(7分)