こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
以前に、ハウスクリーニングを
経営する方から
相談を受けていたのですが、
「若手のスタッフが辞めてしまったので…。
これからどうしようかと、
考えてまして……。」
という悩みをお持ちでした。
今の令和の時代は、
転職が当たり前になっている時代です。
新卒の場合も一度、就職したら
3年は勤めなければならない、
という価値観は
だいぶ薄れてきています。
「石の上にも三年」という
格言がありますが、
そんなのお構いなしで
3年も我慢していられない、
というのが
若者の正直なところのようです。
働き方が多様化している中で、
ある程度の離職は
仕方がないものですが、
そうはいっても、
長く会社に定着してもらうことは
私たち院長や
社長にとって重要なことです。
では、
そもそも人が会社を辞める原因というのは
何なのでしょうか?
人間関係、お金、労働環境など
辞める理由は人によって様々です。
様々な理由がある中で、
共通する理由としてあげられるのが、
「会社の将来性が不安…」
「会社の将来性に疑問を感じた…」
という、会社の将来に関するものです。
ハウスクリーニングの場合、
年間を通して売り上げのピークが
6月と12月の2回来るそうです。
6月はエアコン掃除、
12月は大掃除の需要があり
売り上げも急上昇しますが
それ以外の月は閑散期となり
売り上げも微々たるもののようです。
退職された若手スタッフさんも
この不安定さを体験して
会社の将来に対して
不安を抱えたのだと思います。
新型コロナウィルスの影響で、倒産などの
ニュースを聞く機会も増えましたが、
コロナの影響で倒産した企業で
共通していたのが
安定したストック収入がない
という点でした。
これからの高齢化社会において
長期に渡って
安定経営をしていくには
「ストック収入」は欠かせません。
「継続する仕組み」が
ある会社とない会社では
生存率が大きく変わってきます。
会社で何か新しいことをやろうと思って、
事業計画を立てようとしても
そもそもの原資(お金)がないと
計画が前に進みません。
会社を辞めていく人の中には、
「会社の将来性が不安…」
「会社の将来性に疑問を感じた…」
という理由があるとお伝えしました。
特に、2020年に大流行した
コロナウイルス直下の中では、
世の中の不安定さが増し、
自分がいる会社について
考える機会も多かったことでしょう。
せっかく時間とお金をかけて
採用した人材を
無駄にしないために、
安定した収益を確保できる
仕組みを構築することが欠かせません。
それが、
あなたの会社で長く働き続ける
原動力となるはずです。