こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
さて、今回のYoutube動画では
訪問鍼灸マッサージの現場で、
最近特に増えている
カスタマーハラスメントについて
お伝えをさせていただきます。
このテーマ実は僕自身も、
すごく考えさせられるテーマなんですね。
訪問鍼灸マッサージの仕事は、
ご自宅での施術が基本になります。
ですので、
どうしても施術家さんと患者さんが
1対1の関係になることが
多くなります。
そのような状況下で
施術スタッフが
心ない言葉を浴びせられたり、
理不尽な要求をされたりして、
傷ついてしまう…
というケースが少なくないんですね。
最近も、ある施術スタッフから
こんな報告をいただきました。
「藤井さん、
時間通りに訪問したんですが、
今更来たのかと
怒鳴られてしまいました…。
いつもと同じように
丁寧に施術していたつもりなのに、
下手くそだな!と
何度も言われて
正直、行くのが嫌になって
しまいました…。」
確かにこんなこと言われたら、
どんなにプロとして頑張っていても、
心が折れてしまいますよね。
患者さんの中には、
体調の悪さや不安から、
言葉がきつくなってしまう方も
いるかもしれません。
しかし、
だからといって施術スタッフが
一方的に我慢する必要もありません。
なぜなら、
私たち施術家は治療家である前に
1人の人間だからです。
プロ意識を持って
対応するのはもちろんですが、
どんな相手にも礼儀と配慮を持って
接してもらうべきです。
お客様は神様!と
言われた時代もありましたが、
現代では、“対等な関係”での
信頼作りこそが大切と言われております。
それで、ここで大切なことは何かというと、
ハラスメントが起きたらどうしようか?
ということだけではなく、
そもそも起こりにくい院の空気感を
どう作っていくのか?
という視点も含めて考えていくことです。
つまりスタッフさんが
安心して働ける院の体制を作ることが、
オーナーや院長先生の
大事な役割となってきます。
【YouTube】カスタマーハラスメント対策