こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
「自分には資格もないし、
 特別な技術もない…」
「どうやって他の治療院と
 差別化すればいいのかわからない」
脱サラして訪問治療院を始めた方から、
よくこんな声を聞きます。
でも、考えてみてください。
あなたが治療院を開いたのは、
単に資格や経験だけでなく、
「患者さんの役に立ちたい」
「誰かの健康を支えたい」
という気持ちが
あったからではないでしょうか。
実は、無資格だからこそ、
あなたには資格や形式に縛られない
柔軟な価値があります。
それが、
あなたのパーソナルブランディングの
土台になるのです。
パーソナルブランディングとは、
特別なスキルや資格だけでなく、
「あなたという人に関わると、
 相手にどんなメリットがあるのか」を
伝えることです。
たとえば、
あなたが持っているものは
こういうものかもしれません。
・患者さんの話をじっくり聞く姿勢
・他の治療院では
 気づかない細かい悩みに寄り添う力
・元サラリーマンとして
 培ったビジネス感覚や接客力
資格や経験だけが価値ではありません。
大切なのは
「患者さんが安心できるか」
「信頼できるか」
「あなたから受けるケアで前向きになれるか」
です。
では、具体的にどうやって
自分の強みを見つけるか。
おすすめは次の3ステップです。
1.過去の経験を棚卸しする
サラリーマン時代の経験や、
日常生活で身につけたスキルも
書き出してみましょう。
意外と患者さんにとって
価値になるものが隠れています。
2.周囲の声を集める
家族や友人、既存の患者さんに
「私のどこがいいと思う?」と
聞いてみること。
自分では当たり前
と思っていることが、
他人にとっては
大きな強みになることがあります。
3.小さく試し、改善する
ブログやSNSで自分の考えや
院の方針を発信したり、
患者さんへの接し方を
少し変えて反応を見る。
フィードバックを受けながら
自分の強みを磨いていきます。
重要なのは、
「強みは生まれつきの才能ではなく、
 経験と行動から生まれる」
ということです。
無資格だからといって、
あなたの価値が低いわけでは
決してありません。
むしろ、自分を深く知り、
患者さんに伝える努力ができる人こそ、
信頼され選ばれる存在になれるのです。
今日から、
自分の経験・周囲の評価・行動を
少しずつ整理してみてください。
その積み重ねが、
唯一無二のあなたの
治療院としての価値を形作ります。
「自分には強みがない」
と思っていたあなたが、
気づけば患者さんに選ばれる
理由を持つ存在になれる。
そんな変化は必ず起こせます。
まずは、自分の小さな価値に
目を向けることから始めましょう。








