こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
本日から通常営業と
言う方も多いと思います。
9連休だった方は、
本調子を取り戻すまで
お時間が掛かるかもしれませんが、
また気分を入れ替えて
頑張って行きましょう!
さて、昨年大晦日の
紅白歌合戦ですが…。
話題を総なめしたのは
B‘zでしたね。
僕は、生放送は
格闘技(Abema)の方を見ていたので
紅白歌合戦は
生で見ていなかったのですが、
お正月はB‘zの話題で
盛り上がっていました。
特にultra soul (ウルトラソウル)の
「そして~輝く、
ウルトラソウル(ヘイ? ハイ?)♪」
の部分の
「ハイ!」か「ヘイ!」か論争です。
どっちでも良いじゃないかと
多くの人が考えるように
B‘zの公式見解でも
「気持ちの良い方でお任せします」
ということでした。
このような論争ですが、
どんな業種業界でも起こってますよね。
鍼灸マッサージ業界で言えば、
鍼灸マッサージ師は
「自費か?保険か?」
という論争にも通じる部分が
あると思いませんか?
鍼灸マッサージ師にとっては、
「自費診療」と「保険診療」、
どちらをやるのかは、
大きなテーマです。
それぞれにメリットと課題があり、
議論が尽きません。
1. 自費施術の特徴
メリット
・施術内容や料金を
自由に設定できる
・高度で専門的な技術を提供しやすい
・保険申請の手続きが
不要で事務作業が少ない
デメリット
・集客が難しい場合もあり、
マーケティング力が必要
・初診時の料金の高さが
ハードルになる可能性
2. 保険施術の特徴
メリット
・高齢者や慢性的な症状を
抱える患者さんが利用しやすい
・定期的に安定した患者数が見込める
・保険適用の安心感で
患者さんが利用しやすい
デメリット
・保険請求の手続きが複雑で、
書類作業が増える
・施術内容が制限される場合がある
・価格が決まっている為、
経営面での工夫が必要
僕が独立開業した当時は、
鍼灸マッサージ師の独立開業と言えば
「自費治療」のみという
イメージがありました。
当時は、「保険治療」で
開業できるという
知識もノウハウも無かったですし、
国家資格を取った人間ならば
自費治療の世界で勝負するのが当然、
という風潮がありました。
だから、僕も最初は
マンションの一室にベッドを構えて
自費治療でオープンしました。
結果としては、
新規患者は来ない、
リピートは取れないで
開業して3か月ほどで、
すぐに廃業寸前に追い込まれました。
その後、保険治療に舵取りをして
なんとか上手く行きましたが、
B‘zの「ハイ!」か「ヘイ!」の
公式見解同様、
鍼灸マッサージも自費か保険か
「どちらが正解か」 という
議論には結論がありません。
重要なのは、
患者さんのニーズに
合わせて選択肢を提供することです。
例えばこんな視点が大切です。
慢性的な痛みや障害を抱える
患者さんには、保険施術が安心。
美容やスポーツケアなど、
予防やリラクゼーション目的なら
自費施
地域性や患者層に応じて、
どちらをメインにするかを
柔軟に決める
「自費か?保険か?」という議論は、
どちらか一方に決めるのでは
両方をうまく活用する のが
令和時代の
鍼灸マッサージ院のスタイルです。
とはいえ、
どっちつかずになり両方とも
中途半端になってしまうのも危険です。
結論として、B‘zの公式見解と同じく、
「どちらを選ぶかは、それぞれ自由に」
という考え方が
一番適しているのかもしれません。
患者さん一人ひとりに寄り添い、
そのニーズに応じた
施術を提供することが、
鍼灸マッサージ師としての
最終的なゴールではないでしょうか?
2025年、あなたのもとに
多くの患者さんの
依頼が入ってくると思うので、
今年も患者さんの笑顔を
目指して頑張りましょう!