こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
さて、4月も半ばを過ぎ、
新社会人としての施術者としての
生活が始まったばかりのあなた。
ただでさえ
初めての環境で緊張の連続なのに、
職場では先輩や上司への気遣い。
帰ってからは、ドッとくる謎の疲れ…。
うん、わかります。
だからこそ、休みの日は、
「ただ寝るだけ」では、もったいない。
え?
「いやいや、何もしたくないよ…
ただ寝かせてくれ」って?
うんうん、気持ちはすごく分かります。
ぼくも新人時代は、
2日間とも布団と一体化してました(笑)
でもですね、ここで
知っておいてほしいエピソードがあります。
時は1965年。
まだ日本が「週休1日制」だった時代。
松下電器(現パナソニック)の
創業者である松下幸之助さんが、
業界に先駆けて
“週休二日制”を導入したんです。
「え?そんな昔から?」と
思われたかもしれませんが、
これは日本の働き方改革の
先駆けとも言える革命でした。
ただ、労働組合からは大反対の嵐。
「今まで6日でやっていたことを、
5日でなんて無理だ!」
その反対の声に対して、
松下さんが言ったのがこの言葉です。
「1日は休養、もう1日は教養」
なんとも、シンプルで、深い…。
休みを「ただのリフレッシュ」
だけで終わらせるのではなく、
1日はしっかりと心身の休養に。
もう1日は、
自己成長のための教養に使いなさい。
まさに現代の
“ワークライフバランス”の原点ですよね。
これ、新社会人のあなたにこそ、
意識してほしいことなんです。
「2日間ダラダラして終わっちゃったなぁ…」
という週末を繰り返していると、
心も体もジワジワと疲弊していきます。
(いわゆる“燃え尽き症候群”というやつです?)
だから、
1日はしっかり寝て休息にあてる!
そしてもう1日は、ちょっとだけ本を読む、
セミナーを覗く、資格の勉強をしてみる。
そんな時間にしてみてください。
もちろん、丸一日やれなんて言いません。
「30分だけ読書」とか、
「1時間だけ動画セミナーを観る」
でも全然OKです。
この“教養時間”が、
あとであなたの武器になります。
「休む勇気」と「学ぶ意欲」を持とう。
どちらか一方じゃダメです。
両方があってこそ、あなたは成長していきます。
そして、休日の勉強や出会いが、
やがてあなたの人生を大きく変える
“チャンス”や“決断”に
繋がることだってあるのです!!
さあ、日曜日の夕方から夜にかけては
世の中の多くのサラリーマンが
サザエさん症候群になり、
翌日からの仕事に行きたくない、
仕事の不安感や憂鬱感が募る時間帯です。
日曜日も23:59まであと少し、
“休養”だけで終わらせず、
ぜひ“教養”の時間も
少しだけ取り入れてみてくださいね。