稼いでも、心が満たされない…

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

SNSでこんな投稿が
話題になっていました。

>社会のためにならない
 ビジネスをやっていたら、
 年を取った時にかなり憂鬱
>若いうちはフェラーリのため、
 別荘のため、お金を使って遊ぶたでも良い。
でも、それを永遠にやっていて
 楽しい?って疑問。
>社会貢献性のある
 ビジネスじゃないと虚しい気持ちになる。
>そういう虚しい人がいっぱいいる。

この言葉、僕はすごく共感しました。

訪問マッサージ事業をやっていると、
お金だけでは測れない「価値」を
感じる瞬間が本当に多いですよね。

患者さんの手を取りながら、
「ありがとう、
 今日も来てくれてうれしい」

言われる。
その一言で、どんな疲れも吹き飛ぶ。

でも、もし仮に、同じ時間を
「ただの売上のため」だけに費やしていたら、
きっとこの仕事は長く続かない。

数字や利益の先に
の報酬”があるかどうかが、
事業を続けるモチベーションの
源なんだと思います。

僕もいろんな業界の
経営者さんと話しますが、
一定以上の成功を収めた人ほど
「虚しさ」を語ることがあります。

・フェラーリを買った。
・軽井沢に別荘を持った。
・高級ホテルを転々とする生活を送った。

でも、口を揃えて言うのは、
「結局、自分の存在が
 誰かの役に立っている感覚がないと、
 何も満たされないということ。

つまり、経営の最終的なゴールは
の充足”だと思います。

訪問マッサージは、
まさに“社会貢献性のあるビジネス”の
代表だと思います。

痛みや不安を抱えている
高齢者に寄り添い、
その人の
「生活の質(QOL)」を支える。
それでいて、
継続的な収益モデルも構築できる。

これは、単なる「儲かる仕事」ではなく、
「意味のある仕事」だと思うんです。

ただし、
ここでひとつ気をつけたいのは、
“理想だけでは経営は続かない”
という現実。

社会貢献の想いがどれだけ強くても、
資金が続かなければ事業は止まります。

だからこそ、僕たちは
の充足」と「数字の安定」
この両輪をしっかり回していく必要がある。

売上や利益を追うことを
「悪」とする風潮もありますが、
僕は全くそうは思いません。

むしろ、経営を
安定させることこそが、
長期的に社会貢献を続けるための
“義務”だと思います。

結局のところ、
訪問マッサージの経営とは、
「稼ぐこと」と「誰かの役に立つこと」を
両立させる仕事です。

その両方が
バランスよく回り始めたとき、
初めて“本当の豊かさ”を感じられる。

売上目標を追いながらも、
「今日、
 自分が誰かの生活を少し良くできた」
そう思える時間を積み重ねていくこと。

それが、この仕事を
10年、20年と続けていくための
最大のモチベーションになるはずです。

お金は、使えば減る。
でも、「ありがとう」は積み重ねるほど増えていく。

そんな“の資産”を築けるのが、
訪問マッサージという仕事の素晴らしさです。

今日も、誰かのために
動ける喜びを感じながら、
一歩ずつ前へ進んでいきましょう。