こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
最近、訪問マッサージや
訪問鍼灸の独立起業についての
ご相談の中で思うことがあるのですが、
なぜか、訪問鍼灸マッサージで
「楽して稼ぎたい」
という人からの問い合わせが
増えてきている気がします。
訪問鍼灸マッサージは、
低資本で開業できるし、
高齢者の方も一杯いるし、
リピートも続くので、
楽して稼げそうな
イメージを持たれる方がいらっしゃいます。
確かに、
低資本で開業できるし、
高齢者の方も多くいますし、
リピートも続くというのは
間違いありませんが、
楽に稼げるか?と言われれば
そういう訳ではないです。
「訪問マッサージなら楽して稼げる…」
という幻想を抱いているのなら
それはすぐに捨てたほうがいいです。
やはり本気になって、
訪問マッサージ事業に向き合い、
患者さんやご家族と向き合い、
ケアマネやドクターと向き合う。
そうしないと結果は残せません。
あなたの活動エリアには、
当然、ライバル院があります。
地元の介護事業所の
ケアマネさんには
多くの鍼灸マッサージ師が
アプローチをかけているので、
ライバルよりも早く行動しないと
患者さんの紹介を
逃してしまうこともあります。
だからこそ、一瞬一瞬を気を抜かず、
本気で取り組まないと
新規患者さんの獲得が出来ず、
いつまでも売上があがらないのです。
また、訪問鍼灸マッサージに関して
3500人以上の人に携わってきましたが、
「楽して稼ごう」
というノリの人はちょっと難しいです。
訪問マッサージで独立開業する場合は、
最初の半年~1年が勝負で、
陸上競技でいうところの
100m走のようなもので、
よーい!ドン!で一気に行かないと
集客に加速が付きません。
まあ、それでも普段、
なかなか新規患者の集客が出来ない時も
地道に情報収集することも大事で、
地味な積み重ねと、
一気に行く行動力の
2つが必要になりますね。
ただし、
訪問鍼灸マッサージの良いところは、
新規患者さんが獲得できた後は、
リピートして施術を受けてくれるので、
スタートダッシュの時期に
いかに本気で取り組めるか?が
大事になってきます。