こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
僕は他の人より
読書量は多い方だと思うのですが…。
読書は質より量が大切なのか、
それとも
量より質の方が大切なのか?
とときどき
考えてしまうことがあります。
自分を成長させるためには
質のよい本を
じっくり読むのがいいのか、
それとも、とにかく
たくさんの本を読んだ方がいいのか、
悩みどころですよね。
もしかしたら、あなたも
小中学生の時代に
「勉強は長い時間やったら
いいってものではないのよ。
何をやったかが大切なのよ。」
言われたことが
あるかもしれませんね^^
そうなると、勉強は
量より質な気もしますが、
でも質より量が
大切な場合もあると思うのです。
ビジネスの話でいうと、
あなたも、利用したことが
あるであろう、
”ドン・キホーテ”は
質より量の
発想から生まれた会社です。
ドン・キホーテの
創業者である安田隆夫氏は、
勤めていた会社が倒産してしまい、
しばらくの日雇い仕事生活を経て
一念発起して雑貨屋を始めます。
倉庫を借りる余裕はないので、
20坪という狭い店内に
すべての商品をおき段ボールを
とにかく積み上げました。
中の商品が見えるように
段ボールに穴をあけて
手書きポップで
飾るという販売方法でした。
そして来てくれた
お客さんを逃さないように
お客さんがいれば
いつまででも店を開けており、
24時間営業の
はしりをしていたのです。
ドン・キホーテのとにかく
たくさんの商品を
揃えたいという考えは、
まさしく質より量の発想です。
でも、お客さんを逃さないように
お客さんがいる間は
いつままでも店を開けていたという
安田氏の働き方も
また質より量の発想だと思います。
とにかく
がむしゃらに働くという行動が
ドン・キホーテを大企業へと
成長させたのではないでしょうか。
運のいい人は、
「圧倒的に数をこなす人」
であるという
研究結果もあります。
ハートフォードシャー大学の
リチャード・ワイズマン博士によれば、
例えば圧倒的な確率
で懸賞に当たる人は…。
圧倒的な数の懸賞に応募し、
(ビジネスの面で)素敵な
出会いをしている人は、
レジの待ち時間に
前に並んでいる人に
時間を聞くなど。
自分から積極的に行動することで
偶然のチャンスを
作り出している人だそうです。
もしかしたら
ドン・キホーテの安田氏も、
長時間お店を開けている中で、
お客さんと話すことで
何かヒントを
得ていたのかもしれませんね。
読書に質より量の考え方を
当てはめてみると、
読書から得た情報が多ければ、
日常生活での気付きの確率も増え
それがビジネスチャンスに
つながる
といったところでしょうか。
質より量の考え方も
あながち悪くないかもしれないですね。
僕もしばらくは質より量の発想で
読書を続けていこうと思います^^