こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
今回は、
・人見知りな施術者
・会話が苦手な施術者
・コミュニケーションが
苦手な施術者
などにとっては
明るい話題です。
先日、異業種の勉強会で
同席した美容師さんと
こんなお話を聞きました。
「藤井さん、今、
『カット+会話ナシ』
メニューが
美容院業界で
流行っているってご存知ですか?」
何だそのメニュー!?と思いつつ、
コロナ禍で
絶対需要あるメニューだ!
と思っちゃいましたよね。
今はコロナということもあり
カット中は
マスクを外す美容院では、
極力会話を避けたい…
という人へも最高です。
それとは別で、単純に
コミュニケーションが
苦手な方にとって
最高のメニューに
仕上がっているのでは
と感じました。
一見、お客様のことを
想ってのメニューにも見えますが
意外にも美容師さん自身が
会話が苦手で、
「苦手を武器にした」
メニューに仕上がっているのです。
美容院は、カット技術だけではなく
「楽しませてなんぼ」
「おもてなし精神の塊」
ということあって
閉店後遅くまでカット練習をし、
日中は接客で、
頑張って会話をしながら
会話技術を身につけていきます。
それがもう
美容院業界にとっては
「当たり前」に
なってきているのです。
会話をしないだけで
「お通夜みたいな
仕事をするな!」と
しごかれるそうです。
そういった古くからの
美容院業界の「刷り込み」を
とっぱらったメニュー。
「苦手を武器に」するのもすごいですし
「美容師とはこうあるべき」
という固定概念を
取り壊すような
メニューを見つけ出し、
さらにはネットで
需要があることも調べ上げ
実装していったのですね。
訪問鍼灸マッサージの場合も、
今までは会話力があって、
コミュニケーション能力が高い人が
成果を出しやすい傾向にありました。
しかし、
”施術+会話ナシ”
というのも
これからニーズが
上がってくるかもしれません。
施術には自信があっても、
患者さんとの会話を
苦手としている
施術者もいると思います。
今回の内容のように固定概念を覆したり、
苦手を武器にすることが
難しいかもしれませんが
そういった手法で
うまくいく方もいると思うと
自身の苦手なことや、
固定概念を洗い出してみるのも
新たな発見に
つながるかもしれませんね。