こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
「医師に同意書の発行を
拒否されたのですが
どうすればいいのでしょうか?」
そんなご質問を頂きました。
同意書については、以前も
何度か動画で
取り上げたことがありました。
(参考動画)
協力医師開拓法
https://youtu.be/aPFkwkzPxbc
同意書発行病院ランキング
https://youtu.be/rcWRpcLafLc
同意書については、以前は
”口頭同意”という
手法が使えていましたが、
現在は、再同意書の添付が
ルール化されています。
ぼくが開業した当初と比較すると
なぜ、同意書の扱いが
厳しくなってきたのは
間違いありません。
なぜ、そうなったかというと、
残念ながら、
・医師の同意があったかのように
書類を偽造
・実際には同意書と異なる内容の
施術を行っているが、
同意書の内
・同意のない部位を同意を
受けたように改ざんして請求
・マッサージに係る往療の
要否を改ざんして往療料を請求
・同意日を改ざんして
同意前の施術を保険請求
・同意期間外の施術について、
同意期間内の日付けに
付け替えて請
・医師の再同意を
得ていないにもかかわらず、
再同意を得たように
といった、
同意書に関しての
ルール違反をする方が
ごく少数ですが、いたからです…。
このブログを
読んでいるような
意識の高い先生が
増えてきているのは事実ですが、
極一部に、
このような不正な事をして
いる業者がいるのは
残念でなりません…。
彼らのような
不正な行為をしなくても、
歩行困難で保険治療の
対象になる患者さんであれば、
ドクターも、
ほとんど理解してくれます。
それを、保険治療の対象外の
普通に歩けるような高齢者にも
無理やり
保険適用させようとするから
どうにか同意書を改ざんして
無理やり保険請求しようとすると
このような事態になるのです。
仮に、鍼灸マッサージ治療に
理解をしてくれない医師が
いたとしても、
きちんとお願いすれば
同意書を書いて頂ける
医師を地元で確保していくのも
独立開業している
鍼灸マッサージ師の
仕事の1つです。
地元で鍼灸や
マッサージ治療に理解があって、
同意書を書いてくれる
ドクターを確保していくのも
自分の仕事の
1つとして捉えることは大事です。
具体的に
どうやればいいのかですが、
その方法とは、、、
【新たに同意書を
発行してくれたドクターの
病院に伺って、
対面でお礼を言いに行く。】
というものです。
同意書を発行してくれた
ドクターに対して、
お礼の手紙や
ハガキを送る方はいますが、
なかなか対面で
お礼を言いに行く方は少ないです。
また、患者さんが
増えて忙しくなってくると
どうしても、
そのような時間を確保するのも
難しくなってきます。
具体的にどうやって
お礼に行くかというと、
クリニックの診療開始時間の
朝9時より前に来て、
一般のクリニックの患者さんと
一緒に待合室で待機します。
そして、診療が始まってから、
数分間だけ時間を頂いて、
同意書を発行して
頂いた医師と対面して
このようなメッセージを言います。
「先日はAさん(患者)の、
鍼灸の同意書にサインして頂き
誠にありがとうございました。
Aさんも、定期的に
鍼灸治療を受けることで
痛みも治まってきたということで、
とても喜んでおられました。
これからも先生(ドクター)や
Aさんの期待に応えられるように
精一杯の施術をさせて頂きますので、
今後とも宜しくお願いいたし
本日は、お時間を取っていただき
ありがとうございました。」
以上!いたってシンプルです。
もちろん、同意医師に対して
謝礼を渡すとか、
お中元・お歳暮を贈るといったことも
していません。
感謝の気持ちを対面で
相手に伝えているだけです。
当然ですが、
このようなメッセージを
うわべではなく心からの声をそのまま
伝えることが一番喜ばれる感謝の
気持ちの伝え方だと思います。
そこに上手下手はなく、
不器用でも一生懸命表現すれば、
嬉しくない
ドクターはいないはずです。
もし、なかなか
同意してくれる
ドクターが居なくて
困っているという場合は、
ちょっとだけ勇気を出して、
自分ならではの言葉で
伝えてみてはいかがでしょうか?