こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
以前に報道ステーションで
「平穏死という選択」
というタイトルの
特集をしていたのですが、
こちらの単語、ご存知でしょうか?
高齢化の問題や
社会保障費の問題などの
社会情勢から、
メディアにおいても
「終末医療」の特集をすることが
多くなってきたように感じます。
番組では、胃ろうをしている
一人の女性が最後を迎えるまでを
放送していました。
訪問マッサージ、
訪問鍼灸の活動をしている
治療家さんであれば、
介護施設などで
胃ろうの患者さんの施術をした経験が
あるかたもいらっしゃると思います。
この「胃ろう」については、
介護、医療の現場でさまざまな視点から
問題視されています。
胃ろうについては
ブログ読者の治療家さんであれば、
説明不要でも大丈夫だと思いますが、
治療家さん以外の読者の方の為に
簡単に「胃ろう」について説明すると、、、
胃ろうとは、
→さまざま病気で、
口から食べられなくなったり、
飲み込む機能が
落ちてきた人に対して、
胃に小さな孔(あな)を開け、管を通し、
胃に直接栄養剤を注入する
人工栄養法のことです。
胃ろうを高齢者の
延命措置に使うことに対し、
医療や介護の現場で
疑問の声が上がっていますね。
胃ろうなどをすることによって、
延命措置ではあるとともに
逆に苦しめているケースもあるんですね。
もし、自分の家族が終末期に
「医者からの「胃ろう」という提案に、
どう答えたらいいか?」
正解はありませんが、
人間の「生」と「死」について
考えさせらざるを得ない事でしょう。
ここ最近メディアでも
大変注目さている
「終末医療」についてですが、
以前に当協会の先生をお招きして
セミナーを開催したことがあります。
それくらい、終末医療は
今後の介護業界にとって
大事なワードだと
僕は考えます。
もし、まだ知識が浅くて
週末医療や在宅介護、
生死を伴う方に対しての
施術などについて
理解をされていない方は
この機会に、調べてみてはいかがでしょうか?
きっと、これからの治療家人生に
プラスになると思います。