こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
節税3種の神器と
いうものがありますが、
訪問治療院の中で、
この３つを導入していないところが
ほとんどです。
節税3種の神器とは、
１：出張旅費規程
２：社宅規定
３：退職金規定
なのですが、
これを導入していないのは
非常に勿体ないです。
この、節税3種の神器を
簡単に説明すると、、、、
【１：出張旅費規程】
出張マッサージ、出張鍼灸、
訪問マッサージ、訪問鍼灸の
運営をしているのに
院内に「出張旅費規程」が無いのは
理解に苦しむところです。
院内で旅費規定を作成し、
旅費規定どおりに
日々の出張を運用することで、
交通費、宿泊費、日当などを
院長やスタッフに
支給することが出来ます。
ご存じの通り、給与で受け取るには
所得税、住民税、社会保険税などが
ガッツリかかってきますが、
出張旅費規程の中の、日当には
税金がかからないのが強みです。
実質無税でお金を
得ることが出来るので、
社会保険料の
削減につながったりもします。
【２：社宅規定】
持ち家か賃貸か！？
というのが永遠のテーマで
取り上げられますが、
院長先生というお立場なら、
社宅規定を活用して、
経費計上しながら
社宅に住むという選択肢があります。
しっかりと
社宅規定を作ることにより、
家賃を経費にすることが出来ます。
家賃を経費化というと、
「家賃の５０％でしょ？」
というお声が
聞こえてきそうですが
そんなことはありません。
日本国内であれば、
どんな地域でも約９０％を
経費計上することが可能です。
私の知人は、
都内の30万円する
マンションを社宅としていますが、
彼が自分のお財布から
払っているのは6000円だけで、
残りの29.4万円（９８％）は
経費計上しています。
家賃の５０％しか経費にできないのか、
９８％を経費に出来るのかで、
税金の額が大きな差になります。
【３：退職金規定】
施術が大好きで毎日
患者さんの対応をしている
院長先生も、
早かれ遅かれ引退の日が来ます。
自分が施術者としての現役を引退して
収入が無くなってしまい、
更には年金にも
期待できない状況の中で
活用すべきが退職金規定です。
現役バリバリの院長は、
退職金と聞いても
イメージできないかもしれませんが、
退職金は税金の計算において、
給料で貰うよりも
圧倒的に優遇されています。
様々な控除があるので、
退職金で受け取る場合の
手残りはとても多くなります。
ということで、
節税3種の神器を説明しましたが、
まだ、導入していない院長先生は
大きく損している可能性が高いです。
ただ、節税3種の
神器を導入する場合は
しっかりとした規定を
用意することと、しっかりと
運用することが求められますので
その辺りはご注意くださいね。
