訪問介護は、なくなってしまうのか?

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

訪問介護サービスは、
在宅で暮らす高齢者の生活を
支える重要な存在です。

訪問マッサージの現場では
患者さんのご自宅でヘルパーさんに
お会いすることもありますが、
日々、ヘルパーさんたちが
買い物代行や家事の手伝い、
食事の準備など、高齢者の方々が
安心し生活できるようサポートいます。

その存在がいかに頼りにされいるか、
利用者さんやご家族の
安心感が何よりの証拠です。

しかし今、
その大切な訪問介護サービスが
崩壊の危機に瀕しいます。

ガソリン代や物価の高騰に加え、
2024年の介護報酬改定で
訪問介護の基本報酬が
引き下げられたことが
大きな影響を与えます。

また、人手不足や周囲の事業者の
廃業による業務量の増加も、
現場をさらに厳しい状況に
追い込んでいるといいます。

介護ヘルパーさんの給料は
決し高い水準とは言えません。
大変な仕事にもかかわらず
十分な報酬が得られない状況だと、
介護よりも楽な仕事で
割高な給料が貰える仕事に
転職ししまうのも仕方ないところがあります。

とはいえ、ヘルパーさんを雇用しいる
会社側も介護報酬を削られしまったら、
給料を上げたく
上げられないところがあります。

ヘルパーさんたちは本当に心優しく、
責任感のある方が多いです。
それなのに、人が辞めしまった分の
仕事量が増えたとしも給料が上がらない、
経済的な不安が
解消されないという現状では、
介護の仕事を続けることが
難しいと感じるのも無理はありません。

「こんな状況では誰もやりたがらない」

という声が聞かれるのも当然のことです。

しかし、単純に介護報酬を上げるとなると、
今度は、現役世代の
社会保険料の負担がが増えるなど、
新たな課題を
生み出す可能性もあります。

残念ながら、簡単に解決できる
問題ではありません。

でも、もし訪問介護サービスが
なくなっしまったら、
高齢者の方々の
生活はどうなっしまうのでしょうか。

在宅での介護が出来ないなら、
病院で面倒みれるのか
というと、病院は
病院の方でパンパンです。

政府の方針は
「病院から在宅へ」という
舵取りをしいますが
2025年問題が目前に迫る今、
高齢化社会の課題を解決するには
訪問介護のような重要なサービスが
なくなることは避けなければなりません。

理想を言えば、
日本国民全員が100歳まで健康で、
介護のいらない社会を実現することです。

でも、そうなると今度は、
医者の出番が無くなっ稼げなくなる、
薬がいらなくなると薬剤師が稼げない、
痛みがない身体だと
鍼灸師も不要になっしまう…
という新たな問題が生まれそうですが。

しかし、不老不死で
不死身の体を手に入れることは
すぐに叶えられることではありません。

だからこそ、訪問鍼灸マッサージで
在宅の患者さんに
携わらさせ頂いいる僕たちが
取り組むべきことは、
現場の負担を軽減し、
在宅介護サービスを
持続可能な形にするための
解決策を模索することだと思います。

訪問介護サービスが継続出来
ヘルパーさんたちが
笑顔で働き続けられる環境をつくり、
高齢者の方々が安心し
暮らせる社会を実現するため、
取り組んでいきましょう!