期限内に成果を出す人って?

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

以前に、株式投資で資産を
数十億円作ったという
Kさんという方と食事をしました。

表舞台には一切出て来ませんが、
ゼロから始めた株式投資で
数十億円の
資産を構築したと言います。

食事は割り勘だったのですが、
帰り際にKさんに、
自動販売機のお茶(120円)を
奢ってもらいました。

お茶を飲みながら株式投資について
こんな話をしながら歩いて
駅に向かいました。

藤井
「株式投資も色々な手法がありますが
 どんなやり方で、
 そこまでの資産を築いたのですか?」

Kさん
「藤井さんが今飲んでいるお茶って
 120円じゃないですか。
 これが、70円だったら
 お買い得じゃないですか?

藤井
「はい、そうですね。
 70円だったらかなり割安ですね」

Kさん
「逆に、そのお茶が
 200円だったらどうでしょうか?

藤井
「ちょっと高いですね・・・」

Kさん
「僕の株式投資のやり方は、
 通常120円の
 お茶が70円になったときに買って、
 200円になった時に売る
 というシンプルなものです」

藤井
「なるほどーー。
 安く買って高く売る!という
 商売の原則ですね。
 
 でも、ほとんどの
 それが難しくて
 株式投資で負けますよね?」

Kさん
「そうですね。
 でも僕から言わせると
 指標の見方が甘いです。

 僕が株式投資をやるのは
 ”指標”があるからです。
 このお茶の価格(120円)が
 市場での適正価格ですが、
 企業の株価も
 同じように適正価格があります。

藤井
「なるほど、その指標の見極めが
 プロと素の分かれ目なんでしょうね。

 ちなみにKさんは、
 仮想通貨もやっているのですか?」

Kさん
「私は、仮想通貨は一切やっていません。

 なぜなら、
 仮想通貨には指標がないからです。

 株であれば企業の業績や
 保有資産などが指標になりますし、
 不動産であれば、
 土地の価格などが指標になります。
 でも、仮想通貨には
 その裏付けとなる指標がありません。
 現在は、マネーゲーム的な展開になっていて、
 何百倍という資産になることもあれば、
 一気に価値が暴落することもあるので、
 私は手を出していません。」

藤井
「仮想通貨は一切やらないんですね。
 でもKさんの周りにも
 ”億り”が沢山いらっしゃいませんか?」

Kさん
「確かに、かなり昔に購入した
 仮想通貨が何百倍に
 化けたという方はいますが…。

 そのたちは
 余剰資金でやってましたよね。

 だから、無くなってもいいという
 余剰資金の枠
 やるのはありかと思いますが、
 生一発逆転を狙う
 ギャンブルみたいにやるのは
 反対です。」

・・・

Kさんが言っていた
「指標」
というのは、とても大事ですよね。

Kさん、株式投資以外にも
自分のビジネスを持っており
そこで、今まで採用で
数多くの失敗をしてきたといいます。

株式投資ならしっかり
企業の指標を見るのですが、
何の実績も無いけれど、
夢だけ大きいことを言うような
若者を応援したいという気持ちで
採用して来たことがあるけれど、
ことごとく失敗したそうです。

確かに採用前には将来性に期待して、
何百倍にも化けるという可能性に掛けて
採用するんだけど、
結局、横領や客の持ち逃げなど
ドロドロになって辞めて行ったと・・・。

採用の際に1つの指標となるのが
履歴書ですが、
良い大学を卒業したとか、
良い企業での勤務経験があるとか、
国家資格や難関の民間資格を
複数所有しているとか、
が記載されていると
採用する側も少し安心します。

そもそも、高学歴の
どうやって高学歴になったかというと、
コツコツと勉強し、
途中で挫折しそうになっても、
あきらめずに勉強を継続してきた。

他の友達がファミコンで遊んでいる中で、
塾に通ったり、独学で勉強したり、
自分で決断して努力していく。
過去問を解いて、模試を受けるなど、
合格するための戦略を考える。

そうやって、
成功するための方法を考えたり、
コツコツと努力していくことで、
初めて合格できます。

一部上場企業などの
良い企業で勤務経験があるのも、
その学歴を生かして、
採用試験に合格して来たのです。

因みに、学歴が良いがなぜ
採用に有利かと言うと、

「高学歴=企業が求める材に
 マッチしている可能性が高い」

からです。

どこの会社も営利活動をしており、
その中で、
期限(納期)に成果(売上)を出す
能力が求められます。

受験勉強も、
期限(テストまでに)に
成果(合格点)を出す
能力が求められます。

社会であれ学生であれ、
期限成果出す
当然、評価されます。

受験勉強で習ったことがある

「サイン、コサイン、
 タンジェントなどの三角関数」

なんて、社会に出たら
絶対に使う事はありません。

だから、
そんなことを勉強しても
無駄だっていうも多いです。

ただ、

「サイン、コサイン、
 タンジェントなどの三角関数」

期限までに
マスターしないと
受験に合格できません。

つべこず言わずに
やるしかありません。

社会になっても、
「サイン、コサイン、タンジェント」のような
何で、
こんな理不尽で意味のない仕事を
やらなくてはならないんだ!?
という事も良くあります。

その時に、
「メンドクサイ!ヤメターー!」
って投げ出してしまうと、
期限にきっちりこなす」
というに分かれます。

企業が求めている間は、
期限に頑張る力がある材です。

そんな背景があるので、
高学歴のは就職活動に有利
と言われています。

つまり、

「学歴=期限に頑張ることが出来る能力」

と言い換えることも出来ます。

また、資格取得に関しても
社会になってからも
自分のスキル向上の為に
コツコツと勉強してきたわけです。

社会になってから
資格取得を目指すとなると
色々な障壁があります。

必要な
勉強時間の確保や教材の購入し、
働きながらも綿密に計画を立てて
合格を目指す必要があります。

そうすると資格勉強しているうちに
期限成果出す
という能力に磨きが掛かってきます。

もちろん、履歴書だけで
全てが分かる訳ではありませんが、

「気合と若さで頑張って、
 貴社に貢献しまーーす!」

っていう、何の指標も無いよりは、
このように、学歴、
社会経験、保有資格という
指標があると
採用する側としては、安心ですよね。

この”指標”がないと、
やるべきか、やらないべきかの
正確な判断が出来ずに、
だいたい失敗します。

どんな分野においても
自分なりの指標を持っているかが、
大事ですよね。