こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
患者さんやケアマネさんから、
「訪問マッサージと
訪問リハビリって何が違うのでしょうか?」
そんな質問をされたことってありませんか?
理学療法士などによるリハビリは
自動運動がメインになるかと思いますが、
訪問マッサージや訪問鍼灸の場合は、
徒手での他動運動
(疼痛緩和的な揉みさすり、
ストレッチなど)なので、
痛みが強い方等には
効果的であることが違いの1つ。
それと、理学療法士等のリハビリと、
マッサージや鍼灸で得られる
血流促進効果や免疫機能の向上を
併用することで
患者さんの更なる
症状改善につながるといったあたりを、
さらっと説明してあげるといいかと思います。
ちなみに、
「自宅で訪問リハビリを受ける=
理学療法士に来てもらう」
と考えている方がほとんどだと思います。
そもそも訪問リハは
・入院していた病院が退院後の
リハビリとして実施するもの
・地域の訪問看護ステーションを通じて
実施が進むもの
とされています。
あるべき形は前者だけれども、
実際は後者の
パターンがほとんどになっており、
需要が多く、サービスが
行き届いていないのが実状です。
これを踏まえたうえで、
マッサージ師やはりきゅう師が行う
患者様宅での
リハビリのオススメポイントとして、
・理学療法士の訪問リハを
希望しているけれども、
見つからず待機中
なるべく期間を空けずに
機能回復のための手助けを利用できます。
・制限があって
(医師の指示書が必要・内容による)
希望が叶わない人、
回数などもの足りない面を補える。
・身体的リハビリを強化したい人
訪問リハビリには身体的な
リハビリ以外(環境や社会的なリハビリ
含まれている
・併用できるので、
それぞれの施術が相乗効果につながる
(AND:人とのふれあい・見守りも増える)
等々、このようなところを
ご案内していただければ良いと思います
あとは、
訪問マッサージと訪問リハビリは、
組み合わせて利用することもできます。
例えば、脳梗塞後遺症の患者さんが
訪問リハビリを利用して
動き方などの訓練を受けながら、
関節が固まった部分などに対して
痛みを緩和するために
訪問マッサージを利用することは可能です。
この辺りの説明も加えてあげると、
患者さんもケアマネさんも
理解しやすいと思います!