こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
最近、「定年前に起業したいんです」
というご相談がとても増えて
しかも、
40代後半~60代前半の方からの
問い合わせが
連日入ってきている状況です。
ちょうど昨日も、57歳の男性から
こんなご相談がありました。
「この年齢からでも大丈夫でしょうか?」
「母親の介護を経験したので、
その経験を生かしていきたい」
「これからは“人生100年時代”だと思って、
第二の人生に挑戦
…本当に、
時代が変わってきたなと感じます。
ひと昔前までは、
60歳で定年を迎えて、
あとは年金で生活しながら趣味を楽しむ、
というのが
一般的なライフスタイルでした。
でも今は違います。
寿命が延び、70歳でもまだ現役、
80歳になっても
「社会に必要とされたい」と
考える方が増えてきています。
そう。
「人生100年時代」とはつまり、
“定年後も約30年、生きていく”
という時代なのです。
その中で注目されているのが、
訪問マッサージを通じた
“地域密着型の起業”です。
当協会でも、
・営業職で培った人間関係スキル
・マネジメント経験
・介護や医療への関心
・地域貢献への想い
こういった背景を持つシニア層の方が、
次々と開業に挑戦されています。
彼らに共通しているのは、
「ガッツリ稼ぎたい!」というよりも、
・人の役に立ちたい
・社会に恩返しがしたい
・自分の経験を活かしたい
・やりがいを持って働きたい
という“想いの強さ”です。
訪問マッサージの事業は、
まさにこの想いとビジネスが
合致するフィールドです。
もちろん、気をつけるべきこともあります。
会社勤めの延長線上で考えると、
「え?これも自分でやるの?」
「名刺の肩書きが通用しない
世界ってこういうことか…」
と戸惑う場面も出てくるでしょう。
でもそれが、逆に言えば
「会社の看板に頼らない力」
=本物の経営者力を育てる
最高のトレーニングなんです。
訪問マッサージというサービスは、
まだまだ知らない方が多く、
“ブルーオーシャン”なマーケットです。
施術者や経営者の年齢層も広く、
「若者の仕事」でもなければ
「シニアの特権」でもありません。
社会全体が高齢化していく中で、
この仕事の価値は
どんどん上がっていくはずです。
もしあなたが今、
・定年後の人生に漠然とした不安がある
・やりたいことをずっと後回しにしてきた
・「今さら無理かな」と思っていた
というのであれば、
まさに“今”が動くタイミングです。
“やるなら今しかない”。
それは勢いだけの話ではなく、
人生の後半戦に向けた戦略的な
選択肢でもあるんです。