こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
先日、当協会で
主催している講座の
受講者の中で、
「7つの習慣」
という書籍の
話題で盛り上がりました。
「7つの習慣」という本は、
日本国内で180万部、
全世界で3000万部売れた
成功法則をまとめた本です。
人生においての成功法則が
たった
2000円程度で手に入る
恐ろしい本だと思います。
7つの習慣は、
フランクリンコビー博士が
成功には法則があるということを
研究して、その成功する
7つの習慣をまとめた本です。
7つの習慣は
どれも大事なのですが、
その中でも最も大事なのが
第一の習慣である、
「主体的である」
という事です。
「主体的である」??
初めて読んだときは、
主体的の大事さを
イマイチ理解できませんでした。
なぜわからなかったのか?
というと、
意味がわからなかったからです^^
分厚い本ですし、難解な
文章もあるので、
とっつきにくい部分もあるのですが、
7つの習慣のうち、
最も大事な第一の習慣なのですから、
コビー博士ももっとも
伝えたかったことだと思います。
まず、そもそも主体的である…
という事はどんな事なのでしょうか?
仮に、今現在
訪問マッサージ会社に
勤めているとしましょう。
自分が勤めている
訪問マッサージ会社で
自分が主体的な行動すると、
どうなるのでしょう?
例えば、他の施術者が仕事をサボって
遊園地に遊びに行ってしまい、
本日施術予定の患者様の
スケジュールに穴が開いてしまった。
患者様のスケジュールに
対応できないということは、
即ち、会社としては売上ダウンになる、
そうならないために、
自分の担当の患者さんについては、
事情を説明して、
いつもより5分短縮して、
その分、施術を
一生懸命やって早く終わらせ、
そして、サボった人の
担当患者の穴埋め対応までして
なんとか会社の売上ダウンを防ぐため、
そして、施術を待っている患者さんの為に
懸命にフォローしていくわけです。
穴埋めのフォローをしたからと言って
正社員の場合は固定給なので
月給がアップするわけではありません。
「なんでサボったヤツの穴埋めを
自分がやらなきゃならないんだ!
アホらしい!」
と思うかもしれませんが、
その感情を上回るような想いで
行動することが大事なのです。
これは非常に大変な事ですし、
とってもめんどくさい事です。
でも、こういう事を
やっていくことが、
「主体的である」
ということなのです。
他の人がどうこうは関係なく、
自分が主体になって、
成功に向かって
行動をする習慣が
主体的である…
ということなのです。
では、独立開業した
訪問鍼灸マッサージ師として
成功するにはどうでしょうか?
独立開業したら、
まずは新規の患者さんを
獲得する必要があります。
その為に、自分が主体的に動いて、
勉強をし、開業場所を選んだり、
ケアマネさんとコンタクトを取って、
利用者さんの情報を
もらったりしていきます。
そして、
ひとりひとりの患者さん、
ひとりひとりのケアマネさん、
ひとりひとりのドクター、
のことを真剣に考えて
本気で自分自身で、
新規の患者さんを
獲得していくという
主体性を持って考えていくのです。
これが主体的でない
施術者の場合は
どうなるでしょうか?
主体的でない施術者は、
「とりあえず、健康保険が
使えて安く施術できるので、
患者さん、
紹介してもらえませんか?」
とケアマネさんに声を掛けます。
患者さんや
ケアマネさんにとって
どんなメリットがあるのか?
また、自分自身がどんな想いで
訪問治療を行っているか
ということを
伝えるわけでもなく
「なんとなく、利用者さん
紹介してくれないかな~」
という感じで対応したりするのです。
また、ある程度の時期になり
患者さんがインフルエンザなどで
一気に5人ほど入院になってしまい
スケジュールがスカスカに
なってしまった場合もそうです。
主体性がない施術者は、
「そのうち、
戻ってくるだろう・・・」
とボケーっとして
何も動こうとしません。
一方で、主体性がある施術者は、
スケジュールに
空きが出てしまった場合も、
懇意にしているケアマネさんと
コミュニケーションを取ったり、
適切な広告投資をしたりして、
スケジュールを埋めていきます。
知識不足と感じたのなら、
主体性を持って
新規患者獲得の手法を学び、
ケアマネさんにとって
役立つような良い提案をしたり、
チラシやネット広告なども使って
スケジュールを埋めていくのです。
世の中には、まだまだ
他人任せだったり
主体性を持った人は少ないです。
だからこそ、この「主体的である」
という法則は
当たり前のことなのですが、
非常に大事なわけです。
いかに自分が主体的になって
物事を進められるか?
この点は、常に考えて
動いていきたいですね^^