こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
訪問治療を行っていると、
時に患者様のご家族が
過度に干渉してくるといったこと
ありませんか？
例えば、、、
・「施術時間を60分にしてよ！
以前お願いた院は
1時間やってくれたわよ」
・「なんで夜にLINEで返信くれないの？
母が肩が痛くて
大変な思いをしているのに」
・「施術者さんの電話番号を教えてよ！
オーナーではなく、
施術者と直接やりとりさせてよ！」
などなど。
家族からの要望が多い場合、
治療を円滑に進めることが難しくなる
といったこともあると思います。
今回は、そのような状況において
有効な対応策を
ご紹介したいと思います。
1. しっかりとした
コミュニケーションを図る
まずはオープンな
コミュニケーションが重要です。
訪問治療の初回時に、
治療の目的や進め方について
詳しく説明し、
家族の意見や希望も
しっかりと聞きましょう。
相手の気持ちを
理解する姿勢を示すことで、
信頼関係を築くことができます。
2. 役割の明確化
患者様の治療において、
家族の役割を
明確にすることが大切です。
例えば、
家族がサポートするべきこと、
医療スタッフが行うべきことを
明確にすることで、
干渉を減らすことが
できるかもしれません。
また、患者様にとって
家族の存在が
どれほど重要かを理解し、
その役割を尊重することも必要です。
3. 感情を受け止める
長年の介護生活が続いているので、
時には家族が感情的になり、
過剰な反応を示すことがあります。
その場合、
冷静に相手の感情を
受け止める姿勢が求められます。
「おっしゃることは理解できます」
といった言葉を使い、
相手の気持ちを認めることで、
安心感を与えられます。
このようなアプローチは、
トラブルを未然に
防ぐ効果も期待できます。
4. 情報提供を強化する
家族が不安を抱える理由の一つは、
情報が不足していることです。
治療内容や進行状況について、
定期的に情報を提供することで、
家族の不安を
軽減することができます。
また、患者様の病状や
治療計画に関する
資料を共有することで、
理解を深めてもらうことができます。
5. ルールを設定する
治療を行う際の
ルールや約束事を明確にし、
家族とも共有することが重要です。
例えば、
「治療中は静かにする」
「医療スタッフの指示に従う」など。
具体的なルールを設けることで、
よりスムーズな
治療が可能になります。
患者様の御家族を避けて
患者様の治療を継続することは
現実的ではないでしょう。
過干渉の御家族と
いかに良好な関係を築けるかが
大事になります。
家族が過度に
干渉してくる患者様の場合、
施術を担当するスタッフも
ストレスを感じることがあります。
施術者のフォローも
治療院のオーナー様や
院長先生には、しっかりと
対応していただきたいところです。
患者様の家族との関係は、
訪問治療の
成功に大きな影響を与えます。
患者様のために
最善のケアを提供するために、
家族との関係にも
丁寧に向き合っていきましょう。
（参考記事）
ワガママ患者は
ライバル院に差し上げる。
https://houmon-massage.jp/cont
