信頼関係と、気疲れの境界線

こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

「人間関係って、
 どこまで大切にすれば良いのか?」

これは、訪問鍼灸マッサージという
ビジネスにおいて、
避けては通れないテーマです。

なぜなら、私たちの仕事は
“在宅医療”・”在宅介護”という
繊細な世界に足を踏み入れるからです。

患者さんのご自宅に上がり、
ご家族と接し、
ケアマネさんやドクターとも
連携する必要があります。

つまり、
ただの技術職ではなく、
「人間関係で成立している仕事」
ということです。

ちょっとした挨拶の仕方、
報告書の書き方、
ケアマネとの会話の間合い、
これらすべてが、新規依頼数や
リピート継続率に直結します。

でも、職人気質な施術者さんからは
こういう声もよく聞きます。

「正直、気を遣いすぎて疲れます…」

「患者さんのご家族が
 無理なことばかり言ってくる…」

「ケアマネと合わないと、
 やる気が下がる…」

わかります。

そもそも煩わしい人間関係が苦手で
サラリーマン生活を
続けることが出来ず、
自分と患者さんの1対1の世界で
勝負していきたい!というお考えで
鍼灸マッサージ師の
資格を取得した方も多いと思います。
(※20代の藤井もまさにこの考えでした)

“人と人”の関係だから、
ぶつかることもあるでしょう。

でも、ここで一つ
ハッキリさせておきたいのは、
「人間関係を大切にする=媚びること」では
ないということです。

人間関係とは、相手に合わせて
自分をすり減らすことではなく、
信頼を育てる“土台”をつくること。

じゃあ、どこまで大切にすれば良いのか?

答えはシンプルです。

信頼”が残るレベルまで。

つまり、
「何かあったら◯◯先生に相談しよう」

「この先生なら、安心して任せられる」

「何かあったら代替案も出してくれるだろう」

そう思ってもらえるレベルまでです。

そのために必要なのは、

・電話やLINEのレスポンスの早さ
・ちょっとした報告の丁寧さ
・感謝や労いの一言

そんな小さな積み重ねが大きな差を生みます。

ドクターも、ケアマネも、
患者さんも、みんな忙しいです。

だからこそ、
“感じが良い人”は選ばれるんです。

どれだけ素晴らしい技術があっても、
“感じが悪い人”には、
絶対に患者は紹介されません。

人間関係
“売上”にも“継続”にも直結する、
いわば“空気のような資産”なんです。

この資産は、目に見えないからと言って
軽んじてはいけません。

むしろ、広告よりも、技術よりも、
“まずはその場の空気を整える”のが、
訪問鍼灸マッサージ事業の鉄則です。

もし今、あなたの治療院で、

「最近、新規依頼が止まってきたな…」

「継続率が落ちてきてる気がするな…」

という“なんとなくの違和感”があるなら、

それは“人間関係のバランス”が
崩れはじめているサインかもしれません。

施術技術も大事。
でも、信頼関係はもっと大事。

訪問鍼灸マッサージの世界では、

信頼が先。施術は後。”

という順番が大前提です。

今日も患者さんの家の玄関をくぐるなら、
笑顔と一言、
「いつも、ありがとうございます!」を
忘れずにいたいですね。

それが、未来の新規紹介に直結する…。
そんな仕事であるという認識は
持っていたいですね。